北の達人コーポレーション<2930>インバウンド需要背景に、連続で営業最高益更新へ

2016/03/17

インバウンド需要背景に、連続で営業最高益更新へ

ア ッ プ デ ー ト レ ポ ー ト
(株)QBR 清水  康之

3Q累計の売上高は2割増。広告宣伝費重いが、顧客獲得進む
16/2期3Q累計の単独業績は、売上高が前年同期比19.6%増の1,675百万円、営業利益が同11.7%減の301百万円だった。1Qと3Qに顧客獲得を目的とした広告宣伝費を積極的に投入した影響で営業減益だが、洗顔料「二十年ほいっぷ」が売り上げを伸ばした。国内需要に加え、海外からのネット注文や訪日外国人によるドラッグストア等で購入といったインバウンド需要が旺盛だった。広告宣伝投資で1Qに獲得した新規会員のリピーター化により2Qに投資回収する戦略も順調に進み、15年6月には全体の月商で過去最高となる200百万円を記録。4Qでの一段の拡大を目指し3Qに再び積極的な広告宣伝投資を行った。

新商品投入や機能性表示食品制度への対応も本格化
昨年11月には目の下用クリーム「アイキララ」、同12月には毛髪を健やかに保つサプリメント「モサイン」を発売。また、17/2期には約10の新商品を投入すると発表しており、近年やや停滞している印象のあった商品ラインナップの拡充が動き出した。また、1月には、今後発売予定の新商品に関し、機能性表示食品制度にかかる届出を消費者庁に行った。受理されれば効能を包装などに記載できるようになる。今後、取り扱う全食品に関して届出を行う方針であり、17/2期には、同制度への対応が本格化する。

QBR予想は据え置き。新商品次第では、17/2期の業績上振れも
 QBR は、16/2 期通期の単独営業利益を前期比22%増の560 百万円、17/2 期の同利益を同23%増の690 百万円と予想。15 年7 月時点での予想を据え置いた。「二十年ほいっぷ」が牽引、12 月に稼働した台湾支店を足掛かりにアジア圏への販売も本格化し、営業最高益の更新が続きそうだ。投入が進む新商品の立ち上がり方次第では、業績の上振れもあるとみる。

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