白銅<7637>4Q の在庫評価影響の悪化を見込み、QBR 予想を据え置き

2016/03/15

4Q の在庫評価影響の悪化を見込み、QBR 予想を据え置き

アップデートレポート
(株)QBR 中村 宏司

在庫評価影響の悪化で、3Q 累計は6%営業減益
16/3 期3Q 累計の連結業績は、売上高が前年同期比11.4%増の24,128百万円、営業利益が同6.2%減の1,291 百万円。特注品ビジネス、標準品ビジネスともに順調に販売を伸ばした。しかし、「白銅ネットサービス」の利便性向上に伴うシステム投資や、自動化生産設備の新規導入による減価償却費の増加に加え、原料価格の下落に伴う販売価格の低下で、高値在庫の払い出しによる在庫評価影響が利益を圧迫したことから営業減益となった。

16/3 期通期も減益へ。17/3 期には増益への回復を予想
1会社側は16/3 期通期の連結業績見通しについて、3Q 累計の業績が概ね想定通りに推移したとして、売上高32,000 百万円(前期比7%増)、営業利益1,590 百万円(同22%減)の従来計画を据え置いた。営業減益になるとみているのは、原料価格の下落による在庫評価影響の悪化に加え、人員増に伴う人件費、設備機械更新に伴う減価償却費の増加を見込むためである。
QBR では、16/3 期通期の連結業績予想について、売上高32,000 百万円(前期比7%増)、営業利益1,590 百万円(同22%減)の従来予想を据え置いた。3Q 累計の営業利益は想定以上だったが、銅地金価格の一段の下落で4Q の在庫評価影響の悪化が従前の想定以上に強まると考
え、従来予想を変更しなかった。
続く17/3 期は、売上高33,000 百万円(前期比3%増)、営業利益1,700百万円(同7%増)の従来予想を据え置いた。

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