サムシングホールディングス<1408>3Q累計実績は想定内推移。QBRの通期予想を据え置き

2015/12/17

3Q累計実績は想定内推移。QBRの通期予想を据え置き
リサーチノート
(株)QBR  細貝 広孝

3Q累計実績は人件費増や先行投資などで営業赤字計上
15/12期3Q累計の連結業績は、売上高が前年同期比3%増の69億円、営業損益は31百万円の赤字(前年同期は40百万円の黒字)だった。 主力の地盤改良事業で、国内住宅着工戸数は回復傾向にあるなか、同社の戸建向け地盤改良工事、調査・測量などは苦戦。しかし、非戸建向けの大型工事やボーリング調査などが拡大。また、一般住宅の液状化判定を行える同社独自のボーリング調査(地盤王ホリ・ススム)の売上も増加し、同事業全体で増収を確保した。利益面では、材料費等の原価圧縮努力を進めたが、施工外注費の増加に加え、中期的な経営基盤強化を目的に人員の増加等を行ったことなどで販管費が同 6%増加し、連結営業損益は前年同期の黒字から赤字に転じた。

通期のQBR予想は据え置き。引き続き非戸建向けの伸長を見込む
15/12期通期の連結業績に関して会社側は、15年8月に見直した前回予想を据え置いた。売上高は96億円(前期比4%増)、営業利益は1.1億円(同34%減)を計画。4Qの3カ月間では、前年同期比7%の増収、同12%の営業増益を見込む計算。会社側は、3Q累計実績は前回修正した計画に対してやや弱含んだものの、引き続き通期計画の達成を目指すとして、見通しを変えていない。なお、通期計画で純損失の計上を見込むのは、上期に瑕疵補修損失2.3億円を特別損失に計上したため。 15/12期通期の連結業績に関してQBRでは、3Q累計実績はほぼ想定の範囲内で推移したとの見方から、会社側よりも保守的にみている前回予想(15年10月)を据え置く。売上高は96億円(前期比3%増)、営業利益0.9億円(同45%減)を予想する。非戸建向けの大型工事の拡大、原価抑制による効果を見込むが、先行投資的な費用増により、通期では営業減益を余儀なくされるとみている。 続く16/12期の連結業績に関してもQBRでは、売上高101億円(前期比6%増)、営業利益2.0億円(同2.2倍)の前回予想を据え置く。地盤改良事業では、非戸建の大型工事の増加による単価上昇を見込む。また、15/12期との比較では件数も増加するとみている。高付加価値工事および大型工事比率の向上による施工効率の改善も見込んでおり、増収増益を見込んでいる。

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