ユビキタス<3858>注力分野の電力、車載のビジネス拡大で業績回復進む

2015/12/04

注力分野の電力、車載のビジネス拡大で業績回復進む

ア ッ プ デ ー ト レ ポ ー ト
(株)QBR 山藤  秀明

上期は受託開発伸び3割増収。コスト削減も継続
同社は IoT(Internet of Things、モノのインターネット)市場の本格的な拡大を見据えてスマートライフ/エネルギー(電力)および、車載を中心にした IoT 市場に経営資源を集中させている。
16/3 期上期の単独業績は、その電力、車載の両注力分野のビジネスが大きく伸び、売上高は前年同期比 30%増の 408 百万円、営業損失は前年同期の 193 百万円から 106 百万円に縮小。
QBR では上期決算について、「ソフトウェア受託開発の大幅増収」、「業績寄与が遅れ気味だった車載関連の案件増加」、「大幅増収の中でのコスト削減継続」を評価している。特にソフトウェア受託開発の大幅増収は今後、利益率の高いロイヤルティ収入の増加に寄与してこよう。

業績回復の牽引役はロイヤルティ収入へシフト
QBR は 16/3 期通期の営業利益について従来予想の 50 百万円を据え置く。4 期ぶりの黒字になる見込み。ソフトウェア受託開発が予想以上に好調なため売上高予想は 10 百万円増額したが、利益への影響は限定的とみた。営業利益は据え置かれた会社予想より 32 百万円多い。下期の人員増を想定しても会社予想は保守的とみている(上期営業損失は会社予想より 83 百万円縮小)。
来 17/3 期の営業利益は前期比 3.9 倍の 193 百万円を予想。従来予想を 8 百万円増額した。足元の好調なソフトウェア受託開発がロイヤルティ収入に結びつくとみている。特に 16 年 4 月からの電力小売の全面自由化で、電力関連のロイヤルティ収入の伸びが見込まれる。業績回復の牽引役はロイヤルティ収入へとシフトしていくとみている。

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