北の達人コーポレーション<2930>連続で営業最高益更新へ。顧客獲得や商品拡充が進む

2015/12/04

連続で営業最高益更新へ。顧客獲得や商品拡充が進む

ア ッ プ デ ー ト レ ポ ー ト
(株)QBR 清水  康之

2Qの営業利益は1Q比倍増。保湿ケアや洗顔商品の好調続く
16/2 期上期の単独業績は、売上高が前年同期比 23.8%増の 1,150 百万円、営業利益が同 8.0%減の 216 百万円。国内需要に加え、海外からのネット注文や訪日外国人によるドラッグストア等で購入といったインバウンド需要が旺盛な洗顔料「二十年ほいっぷ」が売り上げを伸ばした。保湿ケア商品「みんなの肌潤糖」シリーズも好調だった。顧客獲得を目的とした広告宣伝費を 1Q に倍増した影響が残り営業減益だが、その広告宣伝費も 2Q には大幅に抑制、2Q の営業利益は 145 百万円となり、1Q 比で倍増となった。継続購入する会員数も 8 万人を超えるなど、1Q に広告宣伝投資し、2Q に投資回収する戦略も順調に進んだ。

新規投入や機能性表示食品制度への対応も本格化
今期 2 商品目となる新商品、目の下用クリーム「アイキララ」の販売を 11 月に開始。併せて、今後 1 年間に「アイキララ」を含めて 10商品を投入すると発表しており、近年やや停滞している印象のあった商品ラインナップの拡充が動き出した。また、今期内に発売する予定の健康食品から、4 月にはじまった食品表示法の機能性表示食品制度にかかる申請を消費者庁に行う予定。現在、申請手続きに専従する担当者を複数名配置しており、早ければ年内にも申請を開始、来年以降、申請する商品を広げる方針としている。

アジアへの販売も本格化
 QBR は、16/2 期通期の単独営業利益を前期比 22%増の 560 百万円、17/2 期の同利益を同 23%増の 690 百万円と予想。7 月時点での予想を据え置いた。「二十年ほいっぷ」が牽引、11 月に稼働した台湾支店を足掛かりにアジア圏への販売も本格化するとみる。機能性表示食品制度により、一定の効果を謳えるようになったのも追い風になり、営業最高益の更新が続きそうだ。

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