いちごグループホールディングス<2337>ホテル特化型REITが11月30日に上場へ

2015/10/29

ホテル特化型REITが11月30日に上場へ
アップデートレポート
(株)ティー・アイ・ダヴリュ   堀部  吉胤

16/2期会社業績予想を上方修正
16/2期2Q累計(3-8月)決算は、売上高146億円(前年同期比47.9%増)、営業利益49.1億円(同57.3%増)。物件売却が下期偏重の計画のため売却益は12.1億円(同24.7%減)と低水準だったが、いちごオフィスリート投資法人(8975)の物件取得に係るスポンサーサポートフィーや私募ファンドのクローズに伴うインセンティブフィー、アセット拡大による賃料収入の増加が業績を牽引した。2Q累計決算発表に先立つ10月9日に通期会社業績予想の上方修正を発表。上方修正幅は営業利益で23億円。上方修正の主因は、11月30日上場予定となったいちごホテルリート投資法人(3463)への9物件、約204億円の物件拠出による売却益等が約60億円と想定以上に膨らむことになったこと。バリューアップが予想以上に奏功した。

通期の物件取得目標を上期で達成
物件取得競争が過熱している中、2Q累計の物件取得は33物件、608億円と外資系ファンドからの中規模オフィス24棟、約500億円のバルク買いにより一気に進捗。いちごオフィスリートの外部からの取得と合わせると1,014億円と通期目標1,000億円を既に達成した。16/2期の営業利益は中期経営計画の目標114億円を大幅に上回る高水準となる見込みになったが、17/2期の利益も高水準を維持できるとみる。保有不動産の鑑定評価額ベースの含み益はいちごホテルリートへの物件売却による実現を差引いても200億円程度と潤沢であり、物件売却環境も引続き良好なため物件売却益をコントロールし決算をつくることが可能な状況であることなどによる。

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