サムティ<3244>良好な金融環境を背景に業績続伸

2015/10/27

良好な金融環境を背景に業績続伸
アップデートレポート
(株) ティー・アイ・ダヴリュ  堀部  吉胤

15/11期業績は特殊要因も手伝い大幅増益に
15/11 期 3Q 累計(12-8 月)決算は、売上高 311 億円(前年同期比 2.3倍)、営業利益 56.6 億円(同 2.4 倍)と急伸した。7 月末で大型商業施設の水戸サウスタワーのキーテナントが退去したことに伴う違約金収入 17.3 億円が利益を押し上げた。レジデンスを主な投資対象とするREIT を 6 月末に上場させたことに伴う物件拠出により約 11 億円の売却益を計上するなど再生流動化も順調に拡大した。
3Q 累計決算発表とともに通期会社業績予想は小幅修正された。3Q 累計で利益予想はほぼ達成されているが、4Q(9-11 月)は再生流動化の売却の予定がほとんどないことなどから、通期業績は修正会社予想線で着地するとみられる。
10 月 26 日に JASDAQ から東証 1 部に市場変更。これを受け 1 株当り3 円の記念配当を実施し、期末(年間)配当金は 33 円となる予定。

16/11 期業績は開発流動化などが牽引しよう
16/11 期業績は、17.3 億円の違約金収入の反動減を跳ね返して続伸となろう。牽引するのは、①15/11 期になかった開発流動化の売上高が100 億円強見込まれること、②投資用マンション分譲の販売戸数の増加、③水戸サウスタワーの後継テナントの目処が立ち売却が見込まれるなど、再生流動化が好調を持続するとみられること、④2014 年 12 月にリニューアルオープンした郊外型大型商業施設の再生案件であるピエリ守山の利益への本格寄与、などになろう。15/11 期は築古のオフィスなど固定資産の入替を積極的に行ったことなどにより特別利益が高水準になった反動で純利益は前期並みにとどまると予想した。

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