アサンテ<6073>売上高は計画比弱含みだが、利益面は計画線で推移

2015/10/15

売上高は計画比弱含みだが、利益面は計画線で推移
アップデートレポート
(株)ティー・アイ・ダヴリュ 堀部  吉胤

消費増税の影響が長引き、足元の売り上げ高はやや伸び悩み気味
16/3期1Q(4-6月)業績は、売上高38.9億円(前年同期比5.3%増)、営業利益8.5億円(同5.2%増)。前年同期が消費増税の直後であったことからすると増収率はやや物足りなく、会社の想定に対しても弱含みだったとしている。消費増税後の消費マインドの冷え込みが予想以上に長引き、新規顧客の獲得が低調に推移している。一方、営業利益は人員増などによる費用増を吸収してむしろ会社想定をやや上回った。期初の費用想定が保守的だったことなどによる。当社は月次売上高を開示しており、2Q累計(4-9月)の売上高は73.4億円(同3.3%増)と会社計画を2.6億円下回った。9月が前年同月比2.7%減と関東・東北豪雨の影響を受け落ち込むなど2Q(7-9月)はさらに失速した。それでも営業利益は1Qと同様の理由で会社計画の16.4億円(同2.4%減)に近い線を確保できたとみる。

中長期的に安定成長が続くとの見方に変わりはない
通期でも売上高は計画未達となろうが、労働市場の需給逼迫を受け人員採用が計画を下回って推移していることや、新規営業の不振を受けた歩合給の抑制により人件費が想定を下回るとみられることなどから利益面では計画線を確保できよう。17/3期は消費再増税前の駆け込み需要が発生すると見込まれることから、人件費増を吸収し着実な成長となろう。18/3期業績は駆け込み需要の反動で停滞するかもしれないが、中長期的には、営業エリアの漸次拡大や、住宅の長寿命化、中古住宅の流通活性化に向けた政府の各種施策が住宅の保全意識を高めると期待されることなどから安定成長が続くとの見方に変わりない。

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