スターティア<3393>投資の峠越え、再び成長路線へ。顧客基盤・商材も拡充

2015/10/06

投資の峠越え、再び成長路線へ。顧客基盤・商材も拡充
アップデートレポート
(株)QBR   清水 康之

1Q収益は上振れ。顧客譲受やM&A効果でMFP販売など伸びる
16/3期1Qの連結業績は、売上高が前年同期比17.9%増の2,253百万円、経常損益が85百万円の赤字(前年同期は18百万円の黒字)だった。例年1Qの収益水準は低いが、前期に積極的に行った顧客譲受やM&A の効果で顧客基盤が拡大、MFP(複合コピー機)やネットワーク機器の販売が大きく伸びた。人件費などが先行したことで経常赤字だが、全体の売上高は期初計画から 284百万円上振れ、経常赤字も想定より51百万円小幅にとどまった。

システム投資など減り、今期会社計画は経常29%増益
16/3期通期の連結業績について会社側は、売上高10,000百万円(15/3期比15%増)、経常利益1,134百万円(同29%増)を計画。今期は例年以上に下期偏重の計画であり、全体として1Qは順調だったとして、期初の計画を据え置いた。前期に続き、事業譲受やM&Aを通じ実質的な拠点拡充を進める方針。新商材も投入し全体で2桁の増収を目指す。利益面では、情報セキュリティ投資が減少、投資が先行していた海外部門の収益改善なども織り込み、約3割の経常増益を計画している。

QBRは会社計画を超える増益を予想。新商材の波及効果も期待
QBRは、16/3期通期の連結経常利益は1,300百万円(前期比48%増)、17/3期通期の同利益は1,550百万円(同19%増)を予想。QBRの今期売上予想に対する1Q進捗率は21%と例年と同水準であり、事業環境に大きな変化はないことから、7月時点での予想を据え置いた。開拓余地の大きいスマートフォン向けAR(拡張現実)作成ツール「ココアル」の伸びが牽引するとみる。戦略商材として今期投入した、集客用スマホアプリ制作代行支援ソフト「アップグース」と、光ファイバー回線を再販する「スターティア光」の今期業績への寄与は限定的も、サイト制作やビジネスホン販売などへの波及を期待。持分法適用会社の収益改善で持分法投資利益も拡大し、大幅な経常増益を予想する。

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