北の達人コーポレーション<2930>卸や海外向け販売も本格化し、連続で営業最高益更新へ

2015/09/28

卸や海外向け販売も本格化し、連続で営業最高益更新へ
アップデートレポート
(株)QBR    清水  康之

1Q は広告宣伝強化で減益も、保湿ケアや洗顔商品の好調続く
16/2 期1Q の単独業績は、売上高が前年同期比21.9%増の577 百万円、営業利益が同45.4%減の71 百万円だった。ニキビに悩む人向けの派生商品が10 代顧客向けに好調だった保湿ケア商品「みんなの肌潤糖」シリーズや、海外からのネット注文や訪日外国人によるドラッグストア(DgS)等で購入といったインバウンド需要が引き続き旺盛な洗顔料「二十年ほいっぷ」が順調に売り上げを伸ばした。新規顧客獲得を目的とした広告宣伝費・販促費を倍増した影響で1Q は営業減益だが、会社側は、「売上高は計画を上回り、利益は概ね計画通りだった」とし、期初に発表した16/2 期通期の業績見通しも据え置いた。売上高2,281百万円(前期比18%増)、営業利益506 百万円(同10%増)を見込む。

インバウンド需要へ卸など強化、サイトやパッケージも一新
インバウンド需要拡大に対応するため、DgS などへの卸チャンネルを拡大しつつあるほか、8 月には、札幌の観光スポット「狸小路商店街」にショールームを兼ねた直営店を出店。直営店では全商品を取り揃え、土産品需要を取り込むとともに、土産品をきっかけに海外のリピーター拡大を狙う。また、6 月末には、通販サイト「北の快適工房」とパッケージデザインを一新、グローバルに対応したデザインに変更した。

アジアへの販売も本格化へ
QBR は、16/2 期通期の単独営業利益を前期比22%増の560 百万円、17/2 期の同利益を同23%増の690 百万円と予想。1Q は概ね妥当な進捗だったと判断し、7 月時点での予想を据え置いた。「二十年ほいっぷ」が牽引、今秋に拠点開設する台湾を足掛かりにアジア圏への販売が本格化するとみる。4 月施行の機能性表示食品制度により、食品について一定の効果を謳えるようになったのも追い風になり、営業最高益の更新が続きそうだ。

 

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