エイジア<2352>1Q 順調。会社計画より強めのQBR 予想を据え置き

2015/09/18

1Q 順調。会社計画より強めのQBR 予想を据え置き
リサーチノート
(株)QBR 前田 俊明

1Q はアプリケーション事業が牽引し13%増収、75%営業増益
16/3 期1Q の連結業績は、売上高が前年同期比13%増の2.5 億円、営業利益は同75%増の25 百万円。主力のアプリケーション事業が同16%増収、同45%営業増益となり業績拡大を牽引した。同事業では好採算のクラウドサービス(ネットを介した各種情報サービス)の販売強化に注力しており、15 年5 月に「WEBCASSMS」、「WEBCAS CRM」を発売したこともWEBCAS シリーズの導入企業数の拡大に弾みを付けた。WEBCAS シリーズの導入企業数は2500 社に達している。サービスソリューション事業は同微減収、営業損益は赤字に転落した。子会社FUCA と協力して受注活動に取り組んだ成果によりコンサルティングサービスは増収を確保したものの、受託開発案件およびそれに付随するデザインが減収に。これはアプリケーション事業の新製品「WEBCAS マーケティングオートメーション(仮称)」の開発に受託開発案件の要員を集中投入したことが背景で、同社の計画に沿った動き。

クラウドサービスが拡大する見通し
QBR は1Q 業績が順調に推移したと判断し、会社計画より強めの16/3 期通期の連結業績予想を据え置く。売上高は11.8 億円(前期比14%増)、営業利益は2.4 億円(同34%増)を見込む。前期は消費増税などを背景に顧客のIT 投資抑制が長引き苦戦を強いられたほか、業容拡大を意図した陣容拡充で人件費負担が大幅に増加。固定費負担を吸収し切れず減益を余儀なくされた。今期はこれまで先送りされていた各種案件を含め引き合いが戻っている。アプリケーション事業は前期比18%増収を見込む。クラウドサービスが拡大するほか、前期に苦戦したライセンス販売が持ち直す見通し。大型案件が回復傾向にあり会社計画より若干強めの予想。サービスソリューション事業は同3%減収を予想。同社では開発要員をマーケティングオートメーションの開発に優先配分し、受託開発は優良案件のみ手掛けるとしており、減収の見通し。
翌17/3 期は売上高13.2 億円(前期比12%増)、営業利益2.9 億円(同21%増)を予想する。景気回復を背景とした良好な事業環境が続くと想定する。アプリケーション事業はクラウドサービスを中心に伸びる見通し。サービスソリューション事業は、新製品の開発支援に回っていた要員が復帰すると想定。通常の開発体制に戻ることなどから、増収を見込んだ。

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