沢井製薬<4555>新たな使用促進策ないが、GEの需要拡大続く

2015/09/10

新たな使用促進策ないが、GEの需要拡大続く
アップデートレポート
(株)QBR 真下  弘司

DPC 病院向けが大幅に伸長、1Q は 26%営業増益
16/3 期 1Q の連結業績は、売上高が前年同期比 17%増の 294 億円、営業利益は同 26%増の64 億円となった。ジェネリック医薬品(GE)市場は、14 年 4 月に実施された使用促進策の効果が継続、需要の拡大が続いた。同社でも DPC(入院医療包括評価:医療費の定額払い制度)病院向けが大幅に伸長したほか、薬局向けも引き続き順調に推移。鹿島工場の稼働により原価率が悪化、試験研究費や人件費など販管費も増加したが、増収効果で吸収し営業利益は増加した。 16/3 期通期の連結業績に関して会社は、売上高が前期比 18%増の1240 億円、営業利益が同 6%増の 220 億円を計画。1Q の業績は、売上高はほぼ計画通り、製品ミックスの改善(高単価製品の比率上昇など)や販管費の期ずれなどから営業利益は計画を上回ったが、2Q 以降は販管費の増加が見込まれるとして期初公表の計画を据え置いた。

数量シェア 80%に向け市場拡大、好業績続く
QBR 予想の 16/3 期の連結業績は、売上高が前期比 18%増の 1246 億円、営業利益は同 8%増の 224 億円。続く 17/3 期は、売上高が前期比 11%増の 1386 億円、営業利益は同 12%増の250 億円でともに前回予想を据え置く。 「経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)2015」で示されたGE の数量シェア目標「17 年央の数量シェア 70%、18 年度から 20 年度末までの間のなるべく早い時期に 80%以上」の達成に向け市場の拡大が続くと予想。同社はリーディングカンパニーとして市場拡大の恩恵を享受、好業績が続くと予想する。

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