イートアンド (2882・JASDAQ スタンダード)

2011/12/06

「大阪王将」ブランドでFCシステムと冷食販売を展開
ベーシックレポート
(株)ティー・アイ・ダヴリュ 藤根 靖晃

外食店舗数はFC加盟店を中心に9月末で355店舗
「大阪王将」、「よってこや」、「太陽のトマト麺」等の大衆飲食店をフランチャイズを中心に全国展開を行っている外食事業と、「餃子」、「炒飯」等の冷凍食品を生活協同組合や量販店に販売する食料品販売事業を手がける。
外食事業の店舗数は2011年9月末時点で直営店が29店舗、加盟店が326店舗。食料品販売事業は冷凍食品を扱う小売店舗約20,800店の内の約半数である10,808店と取引をしている。

「大阪王将」のFCロイヤリティはわずか1%
同社の外食事業の特徴は、ロイヤリティを低率にすることで加盟店の経営基盤を安定させることと、責任と義務を明確化すること。「大阪王将」のロイヤリティは開店後1年間を除けば売上高の1%にしか過ぎない。ロイヤリティに依存しないことによってFC本部コストを小さく抑えるとともに、提供する食材の商品力(質・コスト・メニュー開発)を高めることに注力している。また、こうした商品開発力が、食料品販売事業の高い成長を支えるとともに、スケールメリットの獲得による事業間シナジーを生み出している。

来期以降も2割超の利益成長が見込まれる
2012年3月期2Q(累計)業績は、増収減益であったが前年同期に大きな加盟店料の計上があったことや、広告宣伝のタイミング変更などによるものであり、安定成長基調に変化はない。下期の売上予想は堅めであり、再度上方修正の可能性が残る。
2012年8月に関東新工場が稼働予定であり、内製化率を高めることによって製造単価を引き下げると同時に出店増や冷凍食品の販売増に対応して行く。TIWでは、2013年3月期、2014年3月期ともに2割超の利益成長が可能と考えている。

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