大阪工機<3173>切削工具を柱に、商品力と提案力を強みとする専門商社

2015/09/04

切削工具を柱に、商品力と提案力を強みとする専門商社
ベーシックレポート
(株)ティー・アイ・ダヴリュ  高田  悟

圧倒的品揃えから生産性向上に寄与する提案型営業を展開
12年3月上場の超硬工具に特化した高度専門商社。切削工具が柱で他に耐摩工具などを扱う。切削工具は工作機械の先端に装着され、金属表面の加工に使われる。工具選びの巧拙が生産性に直結する重要な部材であり、当社は国内外有力メーカーの商材に加え、国内に類似品のない海外商材を発掘し自社ブランドとして発売する。豊富な品揃えと最適加工方法の提供をテーマとした提案営業を強みに成長を図ってきた。現中期計画ではネットワーク充実による国内市場深耕開拓と積極的な海外展開により一段の成長を目指している。

16/3期は切削工具と海外好調により過去最高益更新を計画
15/3期は主力の切削工具事業が自動車や航空機業界向け売上堅調や前期M&Aの年度フル寄与などから好調に推移した。加えて、海外事業が中国、タイ堅調、後発のメキシコ拠点伸長などから黒字化したことなどで、海外案件対応体制強化などに伴う耐摩工具事業の減益を補い2桁営業増益で着地した16/3期は全ての事業セグメントで増収を想定、販管費増加一服から耐摩工具回復を見込み、大幅増収大幅営業増益、連続で営業過去最高益更新を計画。主力の切削工具は販売網や商材拡充により東日本地域中心にシェア拡大を見込み大幅増益を予想。成長著しい海外は約45%の増収を想定、連続で黒字を見込む。

東日本地域開拓が進む、1Qは2桁営業増益で順調に発進
 1Q(4-6月)は前年同期比11%増収、営業利益が同27%増の190百万円となった。主力切削工具が自動車業界向けに販売が好調に推移し、営業網拡充により東日本地域で卸のシェア増が図れたことなどから2桁増益となった。加えて、海外が中国、タイ、メキシコ好調、光製品が大型案件の寄与によりそれぞれ大幅増益となったなどから全体で2桁の増益。中国景気悪化が懸念されるが、順調な1Q発進、国内切削工具の堅調、想定以上の円安などから通期計画達成は概ね可能と見る。

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