AOI Pro.<9607>デジタル領域や海外への展開本格化で、収益拡大続く

2015/09/02

デジタル領域や海外への展開本格化で、収益拡大続く
ベーシックレポート
(株) QBR  清水 康之

大手テレビCM 制作会社。デジタル領域や海外展開に積極的
大手テレビCM 制作会社。プランナーや演出家を多数擁することで多様な企画を提案ができ、撮影・編集スタジオを自社保有しているため、様々な媒体向けの映像作品やイベントなどを一貫して制作・運営できる。企画・制作力の評価は高く、広告関連の受賞歴も多い。
デジタルコンテンツ関連や海外への積極展開が奏功、売上高・経常利益は、リーマンショック後の景気後退で落ち込んだ10/3 期に比べ2 倍以上の水準にあり、過去最高を更新しつつある。

中期経営計画では20/3期に売上高50,000百万円を目指す
15 年3 月に発表した16/3 期から5 カ年の「中期経営計画2019」では、従来の展開に加え、「動画コンテンツマーケティング事業」を成長領域として強化する。同事業は、様々なデータを取得できるウェブの特性を活かして動画広告のターゲットの反応を分析、内容や配信条件の最適化を図るもので、既存事業との相乗効果や、新たな強みの創造を狙う。好採算のソリューション提供型ビジネスを拡大することで、最終年度の20/3 期に、全体で売上高50,000 百万円、営業利益率10%、ROE12.0%以上の達成を目指す。

QBRは16/3期・17/3期ともに2桁経常増益を予想
16/3 期1Q の連結業績は、売上高が前年同期比6.4%増の6,150 百万円、経常利益が同14.6%増の209 百万円となった。企業の販促意欲の高まりを追い風に、テレビCM などの映像制作が順調に売り上げを増やした。自動車メーカーなどを中心に案件数が増加した。QBR は、16/3期通期の連結経常利益を2,300 百万円(15/3 期比19%増)、17/3 期の同利益を2,600 百万円(16/3 期比13%増)と予想。引き続きデジタル関連やアジア各拠点が収益拡大を牽引、人材採用やシステム投資で費用がかさむが、増収効果や不振事業撤退で利益率も改善するとみる。

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