ティー・ワイ・オー<4358>16/7期は海外合弁事業が寄与・連続増収・増益へ

2015/08/14

16/7期は海外合弁事業が寄与・連続増収・増益へ
ベーシックレポート
㈱ティー・アイ・ダヴリュ   藤根 靖晃

大手 CM 制作会社3強の一角
大手 CM 制作会社3強の一角。広告事業が売上高の94%(15/7 期3Q累計)を占める。広告事業は、a)広告代理店から発注を受け、主にTV-CMの企画・制作を行う代理店経由の取引と、b)直接広告主に対し営業活動を行い国内外のWEB広告や、クロスメディア広告の受注、納品を行う取引に大別される。15/7期3Q累計業績では、広告主直接取引が伸張し、利益拡大に大きく貢献した。TV-CM制作市場は、 景気変動を受け難い安定した市場であり、インター ネットの動画配信拡大も追い風となり広告市場全体 よりも高い成長が続いている。 経済産業省の特定サービス産業動態統計によれば、広告業の売上高は、アベノミクス以降は概ね前年同月比プラスで推移している。

15/7期は3Qまでの利益進捗率が高い
15/7期3Q累計の通期会社計画に対する進捗率は、売上高68.4%、営業利益74.9%、経常利益79.9%、当期利益95.9%。コスト管理の徹底や、広告主直接取引の大型化・多様化による採算向上などから利益が大きく伸びている。4月末時点での受注残高も前年同期を上回っており、通期会社計画を利益面では超過するとTIWは予想する。

インドネシアでの合弁事業計画を発表
本年4月にインドネシアの国内資本系では最大規模の広告会社であるThe First Edition と合弁会社(PT TYO FIRST EDITION)設立について合意した。The First Edition の事業を合弁会社が継承すると共に、同社のノウハウ・技術を導入することによって現地資本系ならびに日系進出企業との取引拡大を目指してゆく。また、同社は中期計画において、17/7 期に400億円、18/7期に500億円を売上高目標としているが、3年間で総額50~60億円をM&Aに投じる計画である。海外においては現地の広告会社との買収あるいは合弁会社の設立、国内においてはマーケット規模が見込める周辺領域に位置する一定規模以上の企業の買収を視野に入れている。

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