アールテック・ウエノ<4573>国内市場における売上伸長がより強固な財務基盤へ

2015/08/06

国内市場における売上伸長がより強固な財務基盤へ
ベーシックレポート
㈱アドバンスト・リサーチ・ジャパン   山田 義久

眼科領域における創薬バイオベンチャーの旗手
株式会社アールテック・ウエノは、東京都に本社を構える創薬ベンチャー企業である。医学博士でもある真島社長の陣頭指揮のもと「Physician-Oriented New Drug Innovation」(臨床医による新薬開発)をテーマとし、これまで有効な治療薬のない眼科・皮膚科疾患を主なターゲットとして新薬の開発を行っている。同社が、創薬ベンチャーながら盤石の財務基盤を有するのは、既に上市された2つの医薬品:レスキュラ、Amitizaの製造販売権を有しているからである。なお、Amitizaに関しては、治療薬としての適用拡大と市場のグローバル展開と、縦横両面の販路展開を進めている。 特に、Amitizaについて、国内市場における販売が急速に伸びており、それが盤石な同社の財務基盤をより一層強固なものにしている。

 ライセンスアウトを待つ複数の新薬パイプライン
開発中の新薬パイプラインについて、同社は創薬プロセスにおいて、臨床試験フェーズ2前期を基準にライセンスアウトすることを基本方針としている。
現在、網膜色素変性治療薬(UF-021)”オキュセバ”パイプラインと重症ドライアイ治療薬(RU-101)パイプライン、男性型脱毛症治療薬(RK-023)パイプラインはフェーズ2前期を越えた段階におり、いつでもライセンスアウトが可能な状態にある。研究開発の段階で有効なデータが得られず苦戦することもあったが、同社は引き続き、真島社長を筆頭として、積極的に各販社と交渉を続けている。 契約が締結された場合、契約一時金、マイルストーン収入等、極めて利益率の高い収入が同社にもたらされることになる。契約の進捗については新しい事象が判明次第報告したい。

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