アイナボホールディングス<7539>1 5 / 9 期の利益は会社計画を上振れよう

2015/08/05

1 5 / 9 期の利益は会社計画を上振れよう
ベーシックレポート
㈱ティー・アイ・ダヴリュ   堀部 吉胤

関東地盤のタイル工事のトップ企業
関東地盤の内外装タイル、住宅設備機器の専門工事会社大手。タイル工事では首位。商材をLIXIL などから仕入れて施工する。工務店などへの卸販売も手掛ける。主力の戸建住宅向けの外壁・住宅設備工事の平均請負工事単価は50 万円程度と低いが、効率的な施工体制を確立し着実に利益をあげている。直傭の技能工は抱えず、技術研究センターにおける外注技能工の養成などにより技能工を囲い込んでいる。2013 年2 月に中京地盤のインテルグロー社を買収し、同年10 月に持株会社体制に移行。

15/9 期上期は売上高が期初計画未達も利益は上振れ
15/9 期2Q 累計(10-3 月)業績は、売上高294 億円(前年同期比4.9%減)、営業利益11.2 億円(同19.9%減)。期初の会社予想を売上高は14.9 億円下回ったものの、営業利益は2.2 億円上回った。売上高の未達は消費増税後の戸建住宅の着工戸数やリフォーム需要の落込みが予想以上に厳しく、また長引いたことなどによる。一方、売上総利益率が14.3%(同0.4pt 減)と想定よりも高水準を維持できたことや、貸倒引当金繰入額が▲0.39 億円と戻入になるなど販管費を抑制できたことによる。

通期でも上期の傾向を引継ぎ、利益は計画を上振れよう
15/9 通期会社業績予想は期初予想が据置かれている。戸建住宅の着工戸数は5 月から前年同月比プラスに転じるなど回復傾向になっているものの、売上高の会社予想は過大であり(2015 年10 月の消費再増税を前提に再駆け込み需要が織り込まれていた)、30 億円程度下回るとみる。一方、販管費は貸倒引当金繰入額が通期でも戻入になりそうなことや、人員採用の遅れによる人件費の下振れで想定を下回るとみられ、営業利益は計画を2 億円程度上回るとみる。16/9 期は戸建住宅着工戸数の緩やかな回復傾向を背景に小幅増収増益を予想する。

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