マックハウス<7603>1Qは順調な出足も、売上総利益率の動向を見守りたい

2015/07/30

1Qは順調な出足も、売上総利益率の動向を見守りたい
リサーチノート
(株)QBR   佐久間  聰

今期 1Q 営業利益は 2.4 倍。消費増税によるマイナス影響なくなり、天候要因もプラス
16/2 期 1Q の単独業績は、売上高が前年同期比 1%増の 91 億円、営業利益が同 2.4 倍の 2.5 億円だった。商品別売上高は全体では同 0.7%増とプラスを確保したが、このうち、アパレルをみると、メンズは、トップスこそ同 0.3%増とプラスを確保したものの、ボトムスが同 2.2%減となったほか、レディースも、トップスが同 11.2%減、ボトムスが同 2.0%減とマイナス。また、キッズも同 1.1%減だった。その他(ビジカジ、インナー・レッグウェア、雑貨等)がビジカジ(メンズジャケット)の販売開始やインナー・レッグウェアの伸長により同 21.1%増と拡大したことから、アパレルの落ち込みを補うことができた。アパレルの落ち込みは店舗数の減少(前 15/2 期末 480→今 16/2 期 1Q 末 470)の影響が大きかった。
一方、既存店売上高をみると同 4.7%増と伸びた。前期 1Q にあった消費増税前の駆け込み需要の反動減の影響が無くなったことに加え、ゴールデンウィークが高気温で夏物商品の販売が好調だったことなど天候に恵まれた。会社側では、既存店売上高の増加は、今期から開始したビジカジや注力しているインナー・レッグウェアなどその他が拡大したことだけでなく、アパレルでもジーンズやショーツなどボトムスを中心にメンズが堅調だったことも寄与したと説明している。会社側によれば、ビジカジについて 1Q は予定通りに推移しているが、インナー・レッグウェアは売り上げを伸ばしてはいるものの、競争激化により伸び率は想定を下回った。
今期 1Q の売上総利益率は 47.8%と前期 1Q の 48.4%に比べ悪化した。会社側では、売上原価の低減などに取り組んだが、セールや売価変更など値引きの増加が響いたと説明。売上総利益は前年同期に比べ減少したものの、店舗閉鎖などに伴う販管費の減少により補い、営業利益は大幅な増益となった。
会社側によれば、今期 1Q の売上高は非公表の社内予想値を上回った半面、売上総利益率は想定を下回った結果、売上総利益はほぼ想定線だった。販管費の削減も想定通りで、営業利益もほぼ想定線との見解を示した。

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