沢井製薬<4555>ジェネリックの使用促進策を追い風に好業績続く

2015/07/08

ジェネリックの使用促進策を追い風に好業績続く
ベ ー シ ッ ク レ ポ ー ト
(株)QBR   真下  弘司

ジェネリック医薬品メーカー大手
ジェネリック医薬品(GE)メーカー大手。安定供給や品質確保の源泉となる工場は全国6拠点で、年間生産能力は100億錠と業界トップクラスの規模を誇る。また、全国に開設した9支店・11営業所を核に、広域卸約30社、販売会社約120社を中心とした販売網を構築。MR(医薬情報担当者)約420名と薬剤師約100名で情報提供活動を展開している。

使用促進策追い風に前期は17%増収、8%営業増益
15/3期の連結業績は、売上高が前期比17%増の1055億円、営業利益は同8%増の207億円となり、売上高・利益とも過去最高を更新。GE市場は、14年4月に実施された使用促進策を追い風に需要が拡大。同社でも 08年以降に発売した製品群が順調に増加したほか、新製品も増収に寄与した。同じく4月に実施された薬価引き下げの影響に加えて、製品構成の変化で原価率が悪化、試験研究費や人件費など販管費も増加したが、数量増による増収効果で吸収し営業利益は増加。

数量シェア 80%に向けて市場拡大、好業績続く
QBR予想の16/3期の連結業績は、売上高が前期比18%増の1246億円、営業利益は同8%増の224億円。続く17/3期は、売上高が前期比11%増の1386億円、営業利益は同12%増の250億円を予想する。15年6月30日に閣議決定された「経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)2015」では、GEの数量シェアの目標値として「17年央に70%以上とするとともに、18年度から 20年度末までの間のなるべく早い時期に 80%以上とする」とした。同社はリーディングカンパニーとして市場拡大の恩恵を享受、好業績が続くと予想する。

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