北の達人コーポレーション<2930>インバウンド需要や規制緩和も追い風に、業績拡大続く

2015/07/01

インバウンド需要や規制緩和も追い風に、業績拡大続く
ベ ー シ ッ ク レ ポ ー ト
(株)QBR    清水  康之

体の悩みのサポートに特化した健康食品などをネット通販
健康食品や化粧品のインターネット通販会社。便秘やアトピーなど、体の悩みのサポートに特化した商品を開発、自社サイトを通じて販売する。主力商品は、高純度オリゴ糖を独自配合した健康食品「カイテキオリゴ」で、一部商品は、ドラッグストア(DgS)などへも供給。顧客の商品に対するロイヤリティが高く、全体の売上高の約 7 割が定期購入による。また、競合が少なく好採算の商品 領域で高シェアを狙うニッチトップ戦略や、データ分析に基づくマーケティングにより、売上高営業利益率は 20%超で推移している。

インバウント需要も貢献し、15/2期は営業19%増益
15/2 期の単独営業利益は、前期比 18.6%増の 459 百万円だった。「カイテキオリゴ」と洗顔料の「二十年ほいっぷ」が牽引。「二十年ほいっぷ」は、国内需要加え、台湾の著名人の発言をきっかけに、海外からのネット注文や訪日外国人による DgS 等で購入などが増加した。広告宣伝費を抑制したことも寄与し、営業利益は過去最高益を更新。

アジアへの販売も本格化へ。大型商品の開発・育成が急務
QBR による単独営業利益の予想は、16/2 期が前期比 22%増の 560 百万円、17/2 期が同 23%増の 690 百万円。商品供給が遅れるほどに注文が集中している「二十年ほいっぷ」が引き続き牽引するとみる。今期中に拠点開設する台湾を足掛かりにアジア圏への販売も本格化、4 月施行の機能性表示食品制度により、一定の効果を謳えるようになったのも追い風になりそうだ。売上高 10,000 百万円、営業利益 3,000 百万円の早期達成を経営目標としているが、達成には、全体の売上高の約半分を占める「カイテキオリゴ」に次ぐ、大型商品の開発・育成が急がれる。

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