アールテック・ウエノ (4573・JASDAQ スタンダード)

2011/11/25

来期パイプライン現金化の確度高
アップデートレポート
(株)アドバンスト・リサーチ・ジャパン 山田 義久

今期はサプライズなし
アールテック・ウエノ(以下:同社)が11月10日に発表した第2四半期決算によると、売上18.7億円(前年同期比‐3.8%)、営業利益5.5億円(前年同期比+15.6%)の着地となり、前回発表予想の売上19.7億円を1億円下回り、営業利益3.9億円を1.5億円上回った。
売上未達について、主力製品の一つレスキュラの販売不振がその原因であるが、同社にとっては想定内でありサプライズではない(営業利益の増加は、工場の操業度改善と研究開発費計上の遅延)。
2011年11月25日下半期についても、レスキュラともう一つの主力製品Amitizaが堅調に収益を生み出す可能性が高く、最終的に当期に関しては会社予想と大きく変わらない業績で着地する可能性が高い。

来期はパイプライン等、新たな収益源が稼働開始
来期には、男性型脱毛症治療薬と網膜色素変性治療薬との2つのパイプラインがライセンスアウトされる確度が高い。このライセンスアウトにより、同社はまず来期に譲渡先より契約一時金を受け取り、中長期的には開発の進捗に応じてマイルストーン収入、ライセンス収入を受け取ることが見込まれる。
またAmitizaについては、従来の販路である米国市場においては、販社の変更を軸とした販売体制の強化が進む一方で、国内販売の承認も来期早くて今期に降りつつあり、新たな販路として期待できる。このように複数の新たな収益源が来期に稼働し、高い利益成長が見込まれる。

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