アサンテ<6073>新規営業には回復の兆しがみえてきた

2015/04/27

新規営業には回復の兆しがみえてきた
アップデートレポート
(株)ティー・アイ・ダヴリュ 堀部 吉胤

15/3期業績は消費増税の影響が長引き期初計画未達に
15/3期会社業績予想は3Q累計(4-12月)決算発表から間もない2月13日に下方修正された。下方修正幅は、売上高14.0億円、営業利益5.4億円、経常利益4.9億円、純利益2.9億円。修正後の予想は、売上高125.3億円(前期比3.0%減)、営業利益21.8億円(同15.1%減)。下方修正されたのは、4月の消費増税による消費マインドの冷え込みが予想以上に長引いたことや、3Q(10-12月)の台風などの天候不順により、特に新規営業で苦戦したことによる。月次売上高の開示によると売上高は修正予想を1.3億円上回って着地した。雇用環境の改善や原油価格急落によるガソリン価格の下落などを受け、2月頃から新規営業には回復の兆しがみえてきている。

16/3期業績は外部環境の好転もあり回復に向かおう
 4月以降は雇用・所得環境の一段の改善を受け、消費マインドが緩やかに上向くとみられることから16/3期業績は回復に向かおう。労働市場では需給が逼迫しているが、当社では概ね順調に採用が進捗している。当社は年率8%の増収を目処としており、これに近い線まで回復するとみる。4月には奈良支店を開設。昨年4月の和歌山支店の開設以来の新規出店となり、これで営業エリアは21都府県となる。今後も農協ないし生協との提携を前提に年間1~2店の出店を目指す。17/3期は消費再増税前の駆け込み需要が期待できよう。18/3期業績はその反動で15/3期のように再度踊り場になる可能性がある。中長期的には、白蟻防除の潜在市場が膨大であることや、営業エリアの拡大などにより、業績は安定的に拡大しよう。

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