ウチダエスコ<4699>ICT環境の高度化背景に、営業最高益の更新続く見通し

2015/04/24

ICT環境の高度化背景に、営業最高益の更新続く見通し
ベーシックレポート
(株)QBR 清水  康之

メーカーに縛られないマルチベンダー保守が強み
PC などのハードウェア保守やネットワーク構築などが主力事業。ソフト開発や導入支援、オフィス空間の設計・施工、オフィス家具や OA サプライ品の販売なども手がける。内田洋行(8057)の連結子会社。多数のメーカーと保守の業務委託契約を結んでおり、ひとつのメーカーに縛られないマルチベンダー保守が他社と比べた強みとなっている。市場分野別では学校市場の売上高が比較的多いことも特徴。

ビジネス機会が広がり、8次にわたる中計の取り組みが結実
複雑化・高度化する ICT(情報通信技術)利用環境の変化は、顧客自身によるシステム運用を困難にする一方、ネットワーク構築や運用・保守を得意とし、マルチベンダー保守ができる同社にとってはビジネスチャンスが広がっている。8 次にわたる中期経営計画での取り組みで、営業力や技術力は強化され、収益力も改善してきた。今後、拡大する需要の取り込みで、収益は拡大局面を迎えるとみる。

特需剥落で上期減益も、通期の営業増益見通しは据え置き
15/7 期上期の連結営業利益は前年同期比 21.3%減の 385 百万円だった。主力の「フィールドサポート事業」は健闘したが、前年同期のウィンドウズ XP 対応などの特需が剥落、中途採用の積極化などで販管費が増えたことも響いた。QBR では、15/7 期通期の連結営業利益を 850百万円(前期比 2%増)、16/7 期の同利益を 950 百万円(同 12%増)とする従来予想を据え置いた。ICT 利用環境の高度化を背景に、好採算の主力事業が収益を牽引。通期では、14/7 期にあった一時費用の影響もなくなるため、営業利益の過去最高益更新が続くとみる。

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