スターティア<3393>3Q減速で15/3期は足踏みも、16/3期は再び成長路線へ

2015/04/09

3Q減速で15/3期は足踏みも、16/3期は再び成長路線へ
アップデートレポート
(株)QBR 清水  康之

3Q累計は営業減益。戦略変更で販売減速、3Qに損益が悪化
15/3期3Q累計の連結業績は、売上高が前年同期比8.6%増の6,066百万円、営業利益が同18.8%減の295百万円だった。ネットワーク機器の販売や、スマートフォン向けAR(拡張現実)作成ツールが伸長し増収だが、3Qに実施した販売戦略の変更などに伴い主力商材で販売が減速、3Qに急速に損益が悪化した。システム関連の先行投資なども負担となった。なお、経常利益は407百万円となり同4.7%の増益だった。為替差益の増加に加えて、持分法適用会社の損益改善が寄与した。3Q累計の結果を踏まえ会社側は、期初に発表した15/3期通期の連結業績見通しを据え置いた。売上高9,248百万円(14/3期比13%増)、経常利益は866百万円(同1%増)を見込む。売上達成は難しくなりつつあるが、持分法投資利益等の寄与もあり、経常利益では概ね計画達成が可能としている。なお、同社の四半期業績は4Qに偏る傾向がある。

想定外の原則踏まえ、QBRの15/3期予想を減額
QBRは、昨年7月時点の業績予想を修正、15/3期の連結経常利益を900百万円→850百万円(前期比横ばい)に減額する一方、16/3期の同利益を1,200百万円→1,450百万円(同71%増)に増額した。15/3期については、3Qの減速は想定外であり、一部商材の販売回復は16/3期にずれ込む見通しから、4Qでの挽回は難しい。ただ、持分法適用会社が予想以上に順調なことを受けて新たに営業外収益を150百万円織り込んだため、経常利益の修正幅は小幅となる。また、16/3期は、新たな営業拠点開設で収益拡大が見込まれるうえ、先行投資完了でシステム関連の費用負担が前期に比べ200百万円弱軽くなる。今春の新卒社員数が従来予想の前提を下回ることになったことなどを織り込み、大幅な経常増益を予想する。

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