健康コーポレーション<2928>「RIZAP」牽引し業績好調。意欲的な中計を発表

2015/03/20

「RIZAP」牽引し業績好調。意欲的な中計を発表
リサーチノート
(株)QBR 豊田  博幸

15/3期3Q累計は84%増収、営業利益は6.1倍
15/3期3Q累計の連結業績は、売上高が前年同期比83.6%増の284億円(社内計画273億円)、営業利益が同6.1倍の14億円(同8億円)。「RIZAP」の大幅な伸長で美容・健康関連事業の売上高が同43.0%増の156億円となった。他の事業の売上高もM&A(企業の合併・買収)を背景に、アパレル関連事業が同80.9%増の37億円、住関連ライフスタイル事業が同2.8倍の37億円、エンターテイメント事業が54億円となり、大幅増収に貢献した。営業利益は大幅増収に加え、「RIZAP」や、通販商品の広告宣伝効率(=広告宣伝費投入に対する商い成約率)が上昇し、売上総利益率が56.1%→63.8%に改善したことが寄与し、売上高の伸び率を上回った。なお、純利益は12億円と、前年同期比40.8%減少したが、子会社売却益の減少(11億円→4億円)や、税金費用負担率が上昇したことが響いた。財務面をみると、有利子負債が14/3期末129億円→15/3期3Q末150億円に増加したが、自己資本比率は14/3期末18.4%→15/3期3Q末18.1%と小幅な低下にとどまったほか、D/Eレシオ(有利子負債÷自己資本)は14/3期末2.52倍→15/3期3Q末2.48倍と小幅ながら改善した。M&Aや急速な業容拡大が続いているが、財務健全性は維持できたようだ。

QBR予想および会社計画ともに従来予想を据え置き
足元は順調に拡大しており、QBRでは従来予想を据え置く。15/3期は連結売上高が前期比59%増の380億円、営業利益が同2.2倍の25億円を予想している。「RIZAP」が14/3期50億円→15/3期予想100億円と、大きく伸びるほか、アパレル関連事業、住関連ライフスタイル事業、エンターテイメント事業もM&A効果が奏功し、従来見通しを達成するとみている。営業利益は高採算の「RIZAP」の順調な拡大を背景に、改善が進むとみている。

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