エイジア<2352>QBR 予想を減額。15/3期は営業増益から一転して減益へ

2015/03/19

QBR 予想を減額。15/3期は営業増益から一転して減益へ
リサーチノート
(株)QBR 前田  俊明

3Q累計は4%増収ながら、人件費負担の増加で26%営業減益
15/3期3Q累計の連結業績は、売上高が前年同期比4%増の7.5億円ながら、営業利益は同26%減の1.2億円に落ち込んだ。13年10月にWebサイトおよびメールマガジンの戦略立案・企画・制作・分析サービス事業を手掛けるFUCAの株式を取得し、子会社化した。この連結効果などで増収を確保したものの、人件費などの増加が利益を抑えた。同社では、人材不足が案件対応や新製品・サービスの開発に支障をきたしかねないとの判断から、開発力の強化を狙い14/3期に積極的な人材採用に踏み切った。人材強化で案件への対応力が整備されたものの、今期は新規案件の獲得に苦戦した。同社では、消費増税などを背景とした企業のIT投資抑制が長引き、案件そのものが少なかったとしている。QBRでは、同社はメール配信システムを軸に顧客企業の競争力の向上に繋がるソフトウェアやサービスを提供しており、消費増税の影響はそれほどないと見ていたが、消費者との関係が深い企業がIT投資を手控えたあおりを受けたようだ。

15/3期は6%増収、13%営業減益を予想
同社の業績は大型案件の受注成否や納品のタイミングに左右される傾向がある。大型案件の獲得などで4Qに挽回する可能性はあるが、3Q累計業績は想定を下回って進捗していることから、QBR予想を修正する。15/3期通期の連結業績予想は、売上高を11.8億円→10.7億円(前期比6%増)に、営業利益を2.8億円→2.1億円(同13%減)に、いずれも減額。従来は営業増益を予想していたが、売上高の伸び悩みなどで人件費負担の増加を吸収し切れず、減益となる見通し。翌16/3期の業績予想も修正し、売上高を13.5億円→12.4億円(前期比16%増)、営業利益を3.5億円→2.7億円(同29%増)とする。いずれも減額するが、企業のIT投資の抑制姿勢が和らぐとともに、人材育成も進み、案件の獲得がし易くなると予想。1割半ばの増収、3割近い営業増益を見込む。

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