大阪工機<3173>国内シェア増と海外伸長による新たな成長局面に入る

2015/03/16

国内シェア増と海外伸長による新たな成長局面に入る
アップデートレポート
(株)ティー・アイ・ダヴリュ 高田  悟

3Q累計は大幅増益、主にM&Aと黒字化が寄与
15/3期3Q累計(4-12月)の営業利益は前年同期比41.9%増の488百万円となった。国内自動車生産が悪化するなど厳しい環境下ながら、柱の切削工具中心に4事業揃って売上が前年を上回り、粗利の増で国内外営業拠点拡充に伴う先行費用の増や前期のM&Aに伴うのれんの償却などを吸収し大幅増益。事業セグメント別では卸部門好調やM&Aにより連結した大手メーカー向け直販子会社2社のフル寄与により切削工具が大幅に伸長、加えて、進出で先行するタイ及び中国子会社の収益拡大により後発拠点での先行費用を吸収し海外事業が黒字化したことなどが収益拡大に貢献した。また、キャシュ・カウの耐摩工具が海外営業体制強化から微減益だが高収益を維持したことも好業績を支えた。当社通期計画は据え置かれているが、上期は計画を超過達成、季節性を考慮すると3Q累計の計画遂行は良好、想定以上の円安進行から海外が上振れ余地大、などから計画以上の増益着地が見込まれる。

16/3期は切削工具と海外伸長による2桁増益を予想
3Q累計決算ではM&A影響を含まぬ単体のみでの増益着地が評価できる。知名度向上や競合に比べ在庫力の高さを背景とした卸部門の好調が寄与したと見られる。16/3期は従来からの国内外メーカーの豊富な商材の取り揃えに加え、東日本地域中心の拠点強化,過年度のM&A貢献などにより卸、直販両部門で競争力が高まっていることから柱の切削工具でシェアアップを想定、更にはメキシコやインドなど後発拠点伸長による海外事業の底上げを見込み、2桁営業増益を予想する。

>>続きはこちら(660KB)

株式会社東京証券取引所
レポート   株式会社東京証券取引所
東京証券取引所・札幌証券取引所上場会社に対する投資家の理解を一層深めていただくことを目的に、第三者の専門家による客観的な分析を記したアナリストレポートです。
アナリストレポート・プラットフォーム(ARP)について
株式会社東京証券取引所では、証券アナリストによるアナリストレポートの発行機会が(時価総額が少額であるとの理由等から)比較的少ない上場会社の情報発信力拡充を目的として、上場会社側からの申込みにより、証券アナリストの独立性を担保した上で、当該上場会社のアナリストレポート発行がなされるよう取引所がその仕組みを支援するサービス(アナリストレポート・プラットフォーム:ARP)を行っております。本レポートはARPに基づき発行されたレポートです。投資者側の立場からみると、今まで発行される機会の少なかった上場会社のアナリストレポートが読める機会が増加することで情報拡充を図ることが可能となります。
ARPは、2010年10月に株式会社大阪証券取引所が構築し、2011年11月からは、証券会員制法人札幌証券取引所にARPを提供することで、投資家は札幌証券取引所上場会社のアナリストレポートも閲覧することができるようになりました。その後、2013年7月の東証への現物市場の統合に伴い、東証がARPの運営を行うことになりました。
<レポート種別について>
ベーシックレポート・・・会社を網羅的に紹介したレポート
アップデートレポート・・・決算にフォーカスしたレポート
リサーチノート・・・上記2種のレポート発行後に上場会社の経営に変化が発生した場合にアナリストの判断で発行するレポート


掲載するアナリストレポートは、レポートに記載されているレポート作成会社が信頼できると判断した情報に基づき記載されていますが、株式会社東京証券取引所(以下「東証」といいます。)、証券会員制法人札幌証券取引所(以下「札証」といいます。)及びレポート作成会社は、本レポートの記載内容が真実かつ正確であり、そのうちに重要な事項の記載が欠けていないことやこの資料に記載された企業の発行する有価証券の価値を保証又は承認するものではありません。本レポート及び本レポートに含まれる情報は、いかなる目的で使用される場合におきましても、投資者の判断と責任において使用されるべきものであり、本レポート及び本レポートに含まれる情報の使用による結果について、東証、札証及びレポート作成会社は何ら責任を負うものではありません。本レポート作成にあたり、レポート作成会社は本レポートの対象となる企業との面会等を通じて、当該企業より情報提供を受けておりますが、本レポートに含まれる仮説や結論は当該企業によるものではなく、レポート作成会社の分析及び評価によるものです。また、本レポートの内容はすべて作成時点のものです。その後の経営環境の変化により、状況が変わっている可能性があり、今後予告なく変更されることがあります。本レポートの利用に際しては、レポートに記載の「ディスクレーマー」を必ずご一読ください。


コラム&レポート Pick Up