ウチダエスコ(4699・JASDAQ スタンダード)

2015/02/06

1Qは順調スタート。通期営業増益のQBR予想も据え置き
リサーチノート
(株)QBR 清水  康之

販管費増加も、1Qの営業利益は横ばい。主力事業好調で上振れ
15年7月期第1四半期(15/7期1Q・以下、決算期と四半期は同様に表示)の連結業績は、売上高が前年同期比1%増の3,238百万円、営業利益が同横ばいの264百万円となった。ソフトウェアの開発やサポート業務を行う「ソフトウェアサポート事業」が、昨年5月から案件管理体制を変更した影響などが残り苦戦したが、好調な主力事業の伸びで補い増収だった。中途採用の積極化やサービス品質に関する従業員教育の強化などで販管費も増えたが、増収と採算の改善でほぼ吸収、「営業利益は期初計画を上回った」(会社側)

主力事業は4%増収。学校ICT案件で好採算の役務サービス伸び、利益率も改善
事業別では、ハードウェアの保守サービスやネットワークシステムの設計・施工・運用管理サービスなどを手がける主力事業「フィールドサポート事業」の売上高が前年同期比4%増の2,204百万円、営業利益が同23%増の312百万円となった。得意とする学校市場向けICT(情報通信技術)案件の取扱高が増加した。前期4Qに東京都荒川区の全小中学校にタブレット端末9200台を配備する大型案件があったが、1Qには、それに付随する役務需要が発生、機器販売に比べ好採算の役務サービスの売上増加で利益率も改善し、同2割を超える営業増益だった。中核事業以外では、「オフィスシステム事業」の、売上高が同3%減の787百万円、営業利益が同3%増の11百万円となった。コンサルティングを通じて企業の購買業務効率化を支援することにより同社のネット通販の利用拡大を図る「クラウド型間接材調達支援システム」立ち上げに伴う経営資源シフトの影響もあり、OAサプライ品の売上高は減少したが、相対的に利益率の高いオフィス移転に関する設計・施工業務が健闘した。一方、「ソフトウェアサポート事業」の売上高は同7%減の246百万円、営業損益が59百万円の赤字(前年同期は213千円の黒字)だった。案件管理体制の変更に伴う受注の遅れから、期初時点での受注残高が低かった影響が出たほか、不採算案件が発生して利益を抑えた。

 

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