三栄コーポレーション(8119・JASDAQ スタンダード)

2014/12/19

15/3 期上期は経常利益が 24%増。会社期初計画を超過
アップデートレポート
㈱QBR 堀内  敏成

家電事業の損益改善などが2割超の経常増益に大きく寄与
15/3期上期の連結業績は、売上高201億円(前年同期比7.6%増)、営業利益1.3億円(同6.2%増)、経常利益1.8億円(同23.6%増)となった。会社側期初計画に対しては、OEM(相手先ブランドによる製造)事業の伸長などにより、売上高で超過。子会社三發電器(家電事業)の損益改善などの寄与により、経常利益でも上回った。同社の事業の両輪であるOEM事業、ブランド事業はともに増収を達成。セグメント別では、利益面で服飾雑貨事業、家電事業の貢献が大きかった。純利益は同86.2%減の0.6億円となったが、前年同期に関係会社株式売却益6.7億円(特別利益)を計上した反動が主因。15/3期通期の連結業績について会社側は、セグメントごとの利益見通しを修正したが、連結全体については期初見通しを据え置いた。

円安など踏まえ、16/3期の利益を減額も増益予想は変わらず
QBRでは15/3期通期の連結業績について、会社計画と同額を予想しており、今回は予想を据え置くこととする。国内における消費増税の影響長期化、外為市場での円安の進行など懸念要因はあるものの、家電事業の損益が下期に一段と改善する見通しであることなどを考慮した。
続く16/3期は円安の影響(原価の悪化要因)が本格的に波及する見込みであることなどを踏まえ、下表の通り、利益のみ減額する。しかし、会社側の中長期的な経営構想に沿ったOEM事業の国内外での拡大、ブランド事業の伸長による収益性改善の効果などにより、増収増益を確保するとの見通しは変わらない。

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