沢井製薬(4555・東証1部)

2014/12/17

上期は計画通り。会社計画・QBR予想とも変更なし
アップデートレポート
㈱QBR 真下  弘司

上期は17%増収、2%営業増益
15/3期上期の連結業績は、売上高が前年同期比17%増の502億円、営業利益は同2%増の102億円となった。ジェネリック医薬品(後発医薬品。以下GE)市場は、14年4月に実施された使用促進策を追い風に需要が拡大。同社でも08年以降に発売した製品群を中心に売り上げを伸ばした。同じく4月に実施された薬価引き下げ等で原価率は悪化したが、数量増による増収効果で吸収し増益を確保した。15/3期通期の連結業績に関して会社は、売上高が前期比18%増の1060億円、営業利益が同10%増の210億円を計画。上期の業績は概ね計画通り推移したとして期初公表の計画を据え置いた。薬価引き下げの影響はあるものの、GEの使用促進策を追い風に増収・増益を見込んでいる。

市場拡大の恩恵を享受、好業績続く
QBR予想の15/3期の連結業績は、売上高が前期比19%増の1066億円、営業利益は同14%増の218億円。続く16/3期は売上高が前期比11%増の1188億円、営業利益は同13%増の246億円でともに前回予想を据え置く。GE市場は1Qから2Qにかけて成長が加速、同社の業績も1Qの減益を吸収し上期全体では増益を確保しており、概ねQBRの想定通り推移している。GE市場は「後発医薬品のさらなる使用促進のためのロードマップ」(厚生労働省)の数値目標である18年3月末の数量シェア60%に向けて高い成長が続くと予想、同社はリーディングカンパニーとして市場拡大の恩恵を享受するとの見方を継続する。

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