朝日ラバー (5162・JASDAQ スタンダード)

2014/12/08

期待のマイクロ流体デバイス の量産化がスタート
アップデートレポート
㈱QBR 豊田 博幸

15/3期上期はRFIDタグ用ゴム製品が牽引、通期予想を増額
15/3期上期連結業績は、売上高が前年同期比9.8%増の30.3億円、営業利益が同31.6%増の1.6億円と、好調に推移。RFIDタグ用ゴム製品が海外向けに伸長し、売上高は14/3期上期1.5億円→15/3期上期3.1億円に増えた。加えて、主力の「ASA COLOR LED」(青色 LED の色彩調整に使われるシリコーンゴム)も自動車の生産台数増加を背景に堅調に拡大したことなどが業績拡大の要因。下期に入り、「ASA COLOR LED」が主要取引先の自動車メーカーの在庫調整の影響を受け、減速する見通しだが、RFIDタグの堅調な拡大や、医療・衛生用ゴム事業の順調な回復などが吸収する見通し。QBRによる15/3期通期連結業績予想は、売上高が58億円→61億円(前期比7%増)、営業利益が2.8億円→3.5億円(同22%増)に増額する。

中計は順調に進捗
14年5月、3カ年の中期経営計画(15/3期~17/3期)を策定。併せて6年後の2020年を見据えたビジョン「AR-2020VISION」も発表した。会社では17/3期までの3カ年を「V-1計画」、20/3期までの3カ年を「V-2計画」として取り組んでいくとしている。具体的な目標としては、V-1計画の最終年度17/3期に連結売上高80億円(14/3期56.8億円)、営業利益8億円(同2.9億円)を掲げている。中計の初年度に当たる今期は、上期の好調を踏まえ、QBRおよび会社は従来の業績見通しを引き上げた。順調に進捗していると評価している。また、期待のマイクロ流体デバイスが15/3期下期より量産化を開始。売上高への寄与は15/3期0.5億円(会社計画)と、まだ小さいが、16/3期下期からの売上寄与本格化(QBR予想:4億円)に向け、順調なスタートが切れたようだ。

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