健康コーポレーション(2928・札幌証券取引所アンビシャス)

2014/09/12

RIZAP の好調が続く。大幅増収増益見通しは変わらず
リサーチノート
(株)QBR   豊田  博幸

RIZAP 好調に加えM&A も寄与し、15/3 期1Q は84%増収と好調なスタート
15/3 期1Q 連結業績はボディメイクジム「RIZAP」が好調に推移したほか、M&A(企業の合併・買収)で獲得した事業が寄与し、売上高は前年同期比84.2%増の85 億円。営業損益は新規顧客獲得のための積極的な宣伝活動による広告宣伝費の増加(1.6 億円→2.1 億円)などから4.6 億円の赤字となったが、前年同期(5.9 億円の赤字)から1.3 億円改善した。会社による1Q 予想(売上高77.5 億円、営業損益が8.5 億円の赤字) に比べても、上回って着地した。QBR でも好調なスタートが切れたと評価している。
主な事業別動向は、主力の美容・健康関連が前年同期比37.2%増収の45 億円。「RIZAP」が同2 倍超の伸びとなったことや、「どろあわわ」・「ひとてまい」など通販製品も伸長したことが大きく貢献した。新規連結した企業群は概ね想定並みに推移。アパレルはマタニティウェアがやや鈍いが、そのほかは順調。広告宣伝の強化や、販売力の強化などへの取り組みが着実に進んだ。エンターテイメントは順調だったが、住関連ライフスタイルはやや苦戦したようだ。
成長事業への投資負担吸収し、今・来期ともに大幅な増収増益が続く見通し
1Q は会社計画を上回り、足元も「RIZAP」や通販事業の好調が続くほか、下期以降は新規連結企業の構造改革が進む見通しだが、会社では今後の事業動向を見極めたいとして、現時点での修正は行わなかった。 QBR でも順調な拡大が続いていると評価。「RIZAP」をはじめ成長事業への投資負担が増えているが、現時点では概ね予想の範囲内での推移とみており、従来のQBR による今・来期予想を据え置くことにする。
「RIZAP」が好調だ。14 年7 月末会員数は1 万8000 人超、同7 月の月間売上高は9 億円を超えた。急拡大により、現在、入会待ちの顧客数も500 人程度に膨らんだ。顧客からの要望、機会損失解消、シニアなど新規顧客層開拓を進めるため、国内主要都市への出店を強化(8 月末店舗数28、15/3 期末までに10 店程度の新規出店を計画)。加えて、海外出店も強化する。初の海外出店である上海(フォーシーズンズホテル内出店)が黒字化。今後は台湾・シンガポールにも進出する意向。なお、顧客満足度維持・向上のため、トレーナーの採用・育成を積極化。現在、600 人程度だが、店舗・会員の増加に合わせ拡充していく考えだ。

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