ユビキタス(3858・JASDAQ スタンダード)

2014/06/12

収益改善は遅れるが反転へ向けた動きがみえてきた
ベーシックレポート
(株)QBR   山藤  秀明

任天堂向け減少の影響収束。一方で新規事業立ち上がり
任天堂(7974)の携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」向けのビジネス 縮小で11/3 期をピークに大きく落ち込んだ業績に反転の動きがでてき た。「ニンテンドーDS」関連の売上高構成比は前14/3 期には数%まで 低下したもよう。今15/3 期以降の業績悪化にはほぼ影響しない水準に なった。一方でカーナビゲーションやスマートホーム(宅内節電)な どの新規事業が徐々にではあるが立ち上がりだした。

黒字化時期は遅れるが現実に即した中期経営計画を発表
5 月14 日、新たな中期経営計画を発表した。営業黒字への転換は16/3 期を見込んでいる。1 年前の同計画に比べ黒字化時期は1 年遅れるが、 QBR は「現実に即した計画」とみている。また、コスト削減をより強く 意識した計画でもある。ポイントは「売上高の確保」になりそうだ。

売上高の先行指標である在庫、前受金が増加
「売上高の確保」に向けた動きもみられだした。売上高の先行指標 にもなる、在庫および前受金が増加している。会社側は「小さいなが らも複数の案件の積み上がりによるもの」と説明している。QBR 予想の 15/3 期の営業損益予想は350 百万円の赤字ながら、増収および、コス ト削減で赤字額は前期比で91 百万円縮小するとみている。会社側は 16/3 期もコスト削減の方針を示している。新規事業の着実な進展もあ り、QBR は16/3 期の営業損益は収支均衡まで回復するとみている。

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