サムティ(3244・JASDAQスタンダード)

2014/04/09

資産拡大による積極的な業容拡大を志向
ベーシックレポート
(株)ティー・アイ・ダヴリュ  堀部  吉胤

13/11期は営業外に一過性の持分法投資利益を計上
13/11期の営業利益は良好な物件売却環境を背景に27.8億円(前期 比60.3%増)と回復したが、収益不動産の売却を20億円弱先送りしたことを主因に期初計画を7.1億円下回った。滋賀県の大型商業施設「ピエリ守山」 に係わる匿名組合出資に関し、時価連結に際して評価益9.2億円を持分法投資利益に計上したた め、経常利益は20.9億円(前期は1.8億円)と期初計画の20億円をク リア。昨年5月の公募増資で得た約20億円を活用し下期に収益不動産、 開発用地の仕入れが進展した。

14/11期は良好な不動産投資市場を背景に売却益を拡大
14/11期は引続き良好な物件売却環境を背景に、開発流動化、再生流 動化、投資分譲のいずれもが拡大見込み。投資分譲では建築費高騰が 懸念されるところだが、販売会社への価格転嫁などにより利益率はむ しろ13/11期から改善する見込み。会社予想の営業利益は42億円(前 期比50.8%増)と大幅増を見込む。前期の持分法投資利益の剥落を吸 収し、経常利益段階でも25.0億円(同19.5%増)と増益見込みだが、 優先株式の普通株式への転換による希薄化のためEPSは小幅減少予想。 収益不動産(固定資産)は100億円の積み上げを目指す。物件の取 得競争は一段と激化しており、利回りを確保するため地方のレジデンスや商業施設を中心に仕入れを進めている。

意欲的な中長期経営計画を策定
昨年10月に中長期経営計画を策定。アベノミクスや東京五輪開催決 定などにより不動産市場の先行きに対し強気な見方をしており、積極 的な賃貸資産の積み上げにより安定収益の拡大を図るとともに、開発流動化、再生流動化の事業規模を拡大する方針。経常利益は3年後45億円、5年後70億円、10年後170億円を目指す。REIT事業進出も模索。

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