Paltac(8283・東証1部)

2014/02/25

3Q累計は4%営業増益、QBR予想据え置き
リサーチノート
(株)QBR 真下 弘司

3Q累計は4%増収、4%営業増益
14/3期3Q累計の単独業績は、売上高が前年同期比4%増の6270億円(会社計画は6200億円)、営業利 益が同4%増の79億円(同75億円)となった。取引先との取組強化によりインストアシェア(顧客店舗に おける同社のシェア)の拡大により増収。増収効果でセンターフィー(納入先の流通業者の配送センター使用料)など販管費の増加を吸収し営業利益は増加した。会社計画と比較すると季節商材が好調、販管費 はほぼ計画通りだった結果、売上高・営業利益とも計画を上回った。 セグメント別にみると、卸売事業の売上高は同4%増の6175億円、営業利益(全社費用等控除前)は同 2%増の85億円。主力のドラッグストア向けが堅調に推移、ディスカウントストア向けが大きく売り上げ を伸ばした。物流受託事業の売上高は同6%増の95億円、営業利益は同7%増の11億円。既存受託先が堅 調に推移したほか、前期から取引を開始した新規受託先の取扱高増加が寄与した。 14/3期通期の単独業績に関して会社は、売上高が前期比2%増の8050億円、営業利益が同横ばいの92 億円を計画。3Qまでの業績は概ね計画通り推移しているとして期初公表の計画を据え置いた。

安定成長続くとのQBR予想に変更はない

QBR予想も変更なし。QBR予想の14/3期の単独業績は、売上高が前期比3%増の8120億円、営業利益は 同横ばいの92億円。季節商材が好調に推移したことなど勘案し売上高は会社計画を上回る水準を見込むが、 営業利益は会社計画と同じとする。 続く15/3期のQBR予想は、売上高が前期比2%増の8320億円、営業利益は同4%増の96億円。同社の 取扱品目は生活必需品が中心の商品構成であることから卸売事業は引き続き安定した成長を、物流受託事 業は既存受託先の拡大を見込んだ。利益面では競争激化や価格低下による売上総利益率の悪化と、大手ド ラッグストア向けなどの比率が高まることでセンターフィーの増加を見込むが、ハイブリッド型RDC稼働 による販管費の効率化等で吸収、増益を予想する。ハイブリッド型RDCとは、卸売事業の汎用型物流セン ター機能と物流受託事業における得意先専用センター機能を併せ持つ物流センター。 なお、会社計画・QBR予想とも消費税の影響(増税前の駆け込み需要等)は考慮していない。

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