ディーブイエックス(3079・東証2部)

2014/02/25

急成長を続ける循環器系医療機器の販売会社
ベーシックレポート
(株)ティー・アイ・ダヴリュ 杉山 勝彦

不整脈関連機器と虚血関連機器の大手販売会社
輸入品を主とする心臓疾患系医療機器・器具の販売会社。(1)ペース メーカーなど不整脈疾患関連商品を主に海外メーカーの日本法人から 仕入れ、代理店として医療施設に販売する不整脈事業、(2)主に海外メ ーカーの総代理店として、自動造影剤注入装置など虚血関連商品を直 接輸入して代理店経由により医療施設に販売する虚血事業、の2事業を 展開する。2年ごとに見直される償還 価格(保険適用価格)の引き下げの影響 を、営業網の拡大と積極的な新製品の 導入によってカバーし、創業以来、着実な業績成長を続けている。

販売エリアの拡大と新商品の取り扱いが収益を牽引
全売上高の約82%を占める不整脈事業の主力商品はペースメーカーで、最近では、従来型からMRI検査対応型への切り替え需要が活発化、 販売エリアの拡大戦略との相乗効果で収益面の牽引役を果たす。このほか、頻脈用のICD、心不全用のCRT-D、心筋焼灼治療用のアブレーシ ョンカテーテルなどが好調。他方、全売上高の約15%を占める虚血事業の主力商品は自動造影剤注入装置だが、近年は、冠動脈治療用や心内リード線抜去用としてエキシマレーザー治療システムが普及し始めており、今後、虚血事業の柱に育つとの期待が大きい。

15年3月期は償還価格の引き下げと消費税の引き上げが焦点
2014年3月期の第3四半期累計(13年4-12月)業績は、前年同期比約13%の増収となり、営業利益、経常利益とも同約17%の増益を達成し た。この結果、2014年3月期通期業績が会社側の予想を上回ることはほ ぼ確実になったとみられる。TIWでは、2015年3月期業績についても引き続き増収増益を期待するが、償還価格の改定と消費税の引き上げに 伴う収益圧迫が懸念されるため、当面は慎重な予想を提示する。

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