マックハウス(7603・JASDAQ スタンダード)

2014/02/12

既存店の不振が拡大。QBRの今期業績予想を引き下げ
リサーチノート
㈱QBR 佐久間 聰

3Qの既存店は10%減収
14/2 期3Q(13 年9~11月)は既存店がさらに落ち込んだ。直前の2Q(同6~8月)の3 カ月間は前年同 期比3.5%減だったが、3Qは同10.4%減と2Qよりも悪化した。続く13年12月は前年同月比8.5%減だっ た。メンズおよびレディースの防寒アウターなど冬物商品の販売が伸びなかったことが主因。14年1月は同1.8%増と13年6月以来のプラスとなったが、これは同社が来期(15/2期)から開始する雑貨(後述) の為の売り尽くし改装閉店セールを実施したため。ジーンズカジュアルショップは、外資系のGAP やユニクロ(ファーストリテイリング:9983)などに代表される最新の流行の商品を大量生産により低価格に抑 えた短期サイクルのファストファッションに押されて一段と苦戦している。

3Qの売上総利益率は12四半期ぶりに前年同期を下回る
3Qの既存店売上高が前年同期比10.4%減と上期より減収率が拡大したため、3Q累計の既存店売上高は同5.8%減となった。既存店売上高の不振で、マックハウスの14/2 期3Q累計(13年3~11 月)の単独業績は、 売上高が前年同期比6%減の267億円、営業利益は同52%減の9億円だった。既存店売上高だけでなく、 売上総利益率も悪化した。上期の売上総利益率は48.2%と前上期(47.9%)を上回っていたものの、3Qは46.2%と前期3Q(50.2%)から落ち込み、3Q累計でも48.0%と前年同期(48.7%)に比べ低下した。 四半期毎の売上総利益率の推移をみると、直前の2Qまで、四半期毎の売上総利益率は3カ年近く(11四半期連続)にわたり、前年同期を上回り続けた。利益率の高い自社開発商品であるPB(プライベートブラ ンド)の強化が奏功。しかし、今期3Qは12四半期ぶりに前年同期を下回った。会社側によれば、(1)値引きセールの回数を前年に比べ増やしたこと、(2)中国工場への直接発注を増やすなど仕入原価の低減に努めたものの、円安による輸入価格の上昇で打ち消された結果、仕入原価はほぼ前年同期並みになってし まったこと、が理由だ。

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