アイナボホールディングス (7539・JASDAQ スタンダード)

2014/02/06

得意のタイル工事で残存者利益を享受
アップデートレポート
㈱ティー・アイ・ダヴリュ 堀部 吉胤

13/9期は大型物件の赤字工事の減少を主因に大幅増益
13/9期業績は、前期比10.7%増収、60.1%営業増益。2桁増収とな ったのは昨年2月に買収したインテルグローの業績の6カ月分が取り 込まれたためで(利益寄与は僅少)、これを除くと微減収。それにもか かわらず、近年、赤字が続いていた大型物件事業が選別受注の成果に より黒字に浮上したことを主因に大幅営業増益となった。 株高による資産効果を受け、大手ハウスメーカーにおいて、外壁に 高採算のタイルを採用するケースが増えていることなども寄与し、期初計画に対し、営業利益は3.2億円上回った。戸建住宅の外壁工事で は、安価でバリュエーションの豊富なサイディングが主流となってお り、タイル工事を手掛ける大手企業がいなくなっていることから残存 者利益を得ているといえる。

14/9 期は消費増税前の駆け込み需要もあり、業績続伸へ
14/9期の期初から持株会社体制に移行。14/9期の会社業績予想は、 前期比14.0%増収、18.9%営業増益と続伸見込み。インテルグローの通期寄与や消費増税前の駆け込み需要により、2桁増収を見込む。13/9期に赤字工事の発生から営業赤字となった温調技研の業績回復、中核事業会社のアベルコの増収効果による粗利益拡大、インテルグローの通期寄与が営業増益要因となる見込み。会社予想は妥当とみる。 15/9期は予定通り2015年10月から消費税が10%に引上げられた場合、経過措置による駆け込み需要が再度発生する可能性があることや、 工務店の新規開拓の継続によるシェアアップなどから堅調な業績が予想される。

>>続きはこちら(685MB)

株式会社東京証券取引所
レポート   株式会社東京証券取引所
東京証券取引所・札幌証券取引所上場会社に対する投資家の理解を一層深めていただくことを目的に、第三者の専門家による客観的な分析を記したアナリストレポートです。
アナリストレポート・プラットフォーム(ARP)について
株式会社東京証券取引所では、証券アナリストによるアナリストレポートの発行機会が(時価総額が少額であるとの理由等から)比較的少ない上場会社の情報発信力拡充を目的として、上場会社側からの申込みにより、証券アナリストの独立性を担保した上で、当該上場会社のアナリストレポート発行がなされるよう取引所がその仕組みを支援するサービス(アナリストレポート・プラットフォーム:ARP)を行っております。本レポートはARPに基づき発行されたレポートです。投資者側の立場からみると、今まで発行される機会の少なかった上場会社のアナリストレポートが読める機会が増加することで情報拡充を図ることが可能となります。
ARPは、2010年10月に株式会社大阪証券取引所が構築し、2011年11月からは、証券会員制法人札幌証券取引所にARPを提供することで、投資家は札幌証券取引所上場会社のアナリストレポートも閲覧することができるようになりました。その後、2013年7月の東証への現物市場の統合に伴い、東証がARPの運営を行うことになりました。
<レポート種別について>
ベーシックレポート・・・会社を網羅的に紹介したレポート
アップデートレポート・・・決算にフォーカスしたレポート
リサーチノート・・・上記2種のレポート発行後に上場会社の経営に変化が発生した場合にアナリストの判断で発行するレポート


掲載するアナリストレポートは、レポートに記載されているレポート作成会社が信頼できると判断した情報に基づき記載されていますが、株式会社東京証券取引所(以下「東証」といいます。)、証券会員制法人札幌証券取引所(以下「札証」といいます。)及びレポート作成会社は、本レポートの記載内容が真実かつ正確であり、そのうちに重要な事項の記載が欠けていないことやこの資料に記載された企業の発行する有価証券の価値を保証又は承認するものではありません。本レポート及び本レポートに含まれる情報は、いかなる目的で使用される場合におきましても、投資者の判断と責任において使用されるべきものであり、本レポート及び本レポートに含まれる情報の使用による結果について、東証、札証及びレポート作成会社は何ら責任を負うものではありません。本レポート作成にあたり、レポート作成会社は本レポートの対象となる企業との面会等を通じて、当該企業より情報提供を受けておりますが、本レポートに含まれる仮説や結論は当該企業によるものではなく、レポート作成会社の分析及び評価によるものです。また、本レポートの内容はすべて作成時点のものです。その後の経営環境の変化により、状況が変わっている可能性があり、今後予告なく変更されることがあります。本レポートの利用に際しては、レポートに記載の「ディスクレーマー」を必ずご一読ください。


コラム&レポート Pick Up