きちり(3082・東証 2 部)

2013/12/27

1Q は弱含みながらも想定の範囲内、QBR 予想を維持
リ サ ー チ ノ ー ト
(株)QBR 細谷  雅弘

1Q は 3割営業減益、販管費の増加が響く
14/6 期 1Q の単独業績は、売上高 16 億円(前年同期比 12%増)、営業利益 86 百万円(同 32%減)。埼玉 初となる「KICHIRI OMIYA WEST」を大宮駅前にオープンするなど新規出店が順調に進み、売上高は 2 桁 増加。仕入単価の引き下げなどで売上総利益率も改善したが、販管費が前年同期比 19%増と売上高(12% 増)を上回る伸びとなり、営業利益は前年同期を下回った。プラットフォームシェアリング事業(フラン チャイズに近い概念の手数料ビジネス)の強化などに伴う採用関連など先行投資的な費用が増加したため だが、このうちには一過性の増加要因も大きく影響している。また、売上高が 2 桁成長するなど、事業動 向そのものは概ね堅調に推移しており、今後もその傾向を維持しそうだ。1Q の業績について会社側では、 「弱含みながらも想定の範囲内だった」としている。

14/6 期通期の単独営業利益予想は 24%増の 7.0 億円で据え置き
会社側は、期初公表の 14/6 期通期の単独業績見通しを据え置いた。売上高 73 億円(前期比 17%増)、営 業利益 7.0 億円(同 24%増)の計画。今期は、(1)出店を強化している関東圏でのブランド力の向上、(2) 店舗運営の効率化、(3)プラットフォームシェアリング事業の強化――などの重点施策を着実に推進する ことで、5 期連続の営業増益を目指すとしている。QBR では、売上高 71 億円(前期比 14%増)、営業利益 7.0 億円(同 24%増)を予想。1Q 業績についての見方は会社側とほぼ同様。このため予想数値は変更しな い。なお、会社計画に比べて売上高で 2 億円低いのは、パブレストラン/居酒屋の状況が厳しいことや、 消費税増税の影響などを勘案したため。ただ、採算重視の姿勢による利益率改善で利益予想は同額。
翌 15/6 期の単独業績は、売上高が前期比 10%増の 78 億円、営業利益は店舗数の拡大に伴う仕入コスト の低減や、プラットフォームシェアリング事業の寄与(1.0 億円→2.0 億円)などから同 21%増の 8.5 億円 を予想。前回予想を維持する。中期的な成長戦略の柱と位置づけているプラットフォームシェアリング事 業の動向に引き続き注目していきたい。

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