いちごグループホールディングス(2337・JASDAQ スタンダード)

2013/09/26

安定した収益基盤の確立段階から再成長ステージに
アップデートレポート
㈱ティー・アイ・ダヴリュ  堀部 吉胤

機動性を重視し、自己勘定投資に注力
14/2 期1Q(3-5 月)決算は、大型開発物件の「京橋スクエア」の外 部売却に伴う関連フィーが牽引し、経常利益(経営の実態を捉えやす い自己持分方式によるため決算短信と異なる)は7.0 億円(前年同期 比2.5 倍)と急伸した。2Q(6-8 月)に入って、系列REIT のPO(公募 増資)に伴い、ブリッジファンドから3 物件を売却し、1Q の売却配当 と合わせ、キャピタルゲインは既に約15 億円に達している。期初の予 定物件は全て売却したが、売却環境は良好であり、今後の売却の上積 みなどにより、14/2 期業績は会社予想を上回る可能性が高いだろう。
今期は約400 億円の物件取得を計画している(メガソーラー事業の 投資額を除く)。1Q の物件取得は約80 億円とややスロースタートとな ったが、2Q に入って取得は加速しており7 月中旬までに駅前好立地の 商業施設など約180 億円の物件を取得。物件の取得競争は激しく、機 動性が求められるため、自己勘定を中心に取得している。

15/2 期はメガソーラー事業が本格寄与へ
今後の成長ドライバーとして期待されるメガソーラー事業は17 案 件、約30MW(メガワット)の認定を取得している。順次、着工し、9 月から一部、売電がスタート。14/2 期の収益寄与は小さいが、15/2 期 には本格寄与する見込み。全てが安定稼働すると年間の経常利益に3 億円余り寄与するとみられる。買取価格は2013 年度から37.8 円に1 割低下するが、コスト低減により42 円の時と同程度の収益性を確保で きる見通し。さらに取組みを拡大する方針で、6 案件、43.7MW の見込 み案件を抱えている。

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