プレステージ・インターナショナル(4290・JASDAQ スタンダード)

2012/10/03

中長期的な成長に向け、新たなBPO キャンパスを開設へ
アップデートレポート
㈱QBR 小林 輝亮

13 年3 月期第1 四半期は増収増益スタート
13 年3 月期第1 四半期(12 年4~6 月、以下1Q)の連結業績は、売 上高が前年同期比13%増の59.3 億円、営業利益が同7%増の5.4 億円 となった。主力のロードアシスト事業が堅調に推移したほか、インシ ュアランス事業やプロパティアシスト事業の業容が拡大。NKSJ ホール ディングス(NKSJ HD)との合弁会社の立ち上げに向けた先行費用の発 生などはあったものの、増収効果で吸収し、増収増益となった。

NKSJ HD との合弁会社が営業開始。今期の減益予想を据え置き
同社は12 年4 月、ロードアシスト事業の主要クライアントである NKSJ HD と合弁会社(出資比率はNKSJ HD66.6%、同社33.4%)を設立。 10 月に営業を開始した。合弁会社の営業開始により、NKSJ HD から受 託していた業務が合弁会社に移行されることから、連結ベースの業績 は一時的に落ち込む見通し。ただ、3 メガ損保の一角と安定的な関係を 構築でき、今後のサービスの打ち切りリスクなどを回避できることか ら、中長期的な観点では、同社の戦略はポジティブに評価できよう。 QBR では、13 年3 月期の連結業績見通しについて、売上高で前期比3% 増の240 億円、営業利益で同12%減の23 億円を予想する。1Q は前年 同期比13%増収、同7%営業増益だったが、合弁会社への事業移管の 影響が大きく、今後の動向を注視する必要があることから、現時点で は前回予想を据え置くこととしたい。

山形県、富山県に新たなBPO 拠点を開設へ
同社は、既存の秋田BPO キャンパス(電話などによるカスタマーコ ンタクトサービスを担う大規模なセンター)の稼働が逼迫しつつある ことから、山形県酒田市と富山県射水市に新たなBPO 拠点を開設する と発表した。新拠点のキャパシティを合計すると、秋田BPO キャンパ スを上回る規模に達することから、既存顧客との取引拡大や新規顧客 の開拓で、いかに稼働率を高められるかがポイントになりそうだ。

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