ディーブイエックス(3079・JASDAQスタンダード)

2012/09/05

営業体制の強化が奏功し業績好調続く
アップデートレポート
㈱ティー・アイ・ダヴリュ 杉山 勝彦

2013年3月期1Q(4-6月)は堅調な増収増益を達成
心臓疾患系医療機器・器具の販売会社で、ペースメーカーなど不整脈疾患関連機器のほか、心筋梗塞など虚血性心疾患関連機器も扱う。 2013年3月期の1Q業績は、前年同期比11.8%の増収に対し、営業利益は同26.1%増、当期純利益は同48.8%増と2ケタの増収増益を達成した。4月に診療報酬が改定され、同社の取扱商品の償還価格(保険適用価格)が約7%引き下げられるというマイナス材料があったものの、販売代理店業務と輸入総代理店業務を融合した地域密着型の営業体制への組織変更が奏功、ICD(植込み型除細動器)、電極カテーテル、エキシマレーザー治療システム、など幅広い商品の販売が堅調だった。 TIWでは、引き続き2013年3月期の通期業績の上方修正はあり得るとみており、前回(12年6月)予想を変更しない。

成長期待商品の普及が本格化
将来の大型商品として期待されるエキシマレーザー治療システムは、昨年前半にリード線抜去手術への保険適用が認可されたのに続き、今年7月には冠動脈手術への保険適用が認可され、バルーン手術の際のリスクを回避できるシステムとして引き合いや受注が加速してきた。今年後半から来年にかけて本格的な普及が始まる可能性がある。他方、1分間に数百回の頻拍に悩む心房細動患者の治療用として、心臓内の病変部に挿入して通電し、頻拍の原因部位を熱により蒸発させる電極カテーテルの販売数量が急増している。日本における心房細動の患者数は約100万人といわれ、潜在市場は大きい。

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