ウイルプラスホールディングス<3538> ストック型収益の拡大により中期的な収益性の改善が期待できる

2017/10/31

M&Aを成長戦略の柱に据える独立系輸入車販売業者
ストック型収益の拡大により中期的な収益性の改善が期待できる

業種:小売業
アナリスト:大間知淳

◆ 8ブランドを取り扱う独立系の輸入車販売業者
・ウイルプラスホールディングス(以下、同社)は、連結子会社 3 社により、 ジープやフィアット、BMW、MINI、ボルボなど8ブランドの輸入車(新車) の正規ディーラーを運営する独立系の純粋持株会社である。新車と同じ ブランドの中古車も取り扱うほか、車輌整備や保険販売も手掛けている。

◆ 17 年 6月期決算は 12%増収、37%営業増益
・17/6 期決算は、11.7%増収、36.5%営業増益であった。ジープや MINI、 ボルボを中心に新車販売が増収をけん引したほか、コストの抑制によっ て買収した子会社群の収益性が大きく改善したため、会社計画を上回る 好決算となった。

◆ 18 年 6月期の会社計画は 5%増収、2%営業増益
・18/6期について同社は、ニューモデル4車種の拡販などを前提に、5.3% 増収、1.8%営業増益を計画している。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)は、17/6 期実績が従来想定を 上回った新車販売などの売上高を中心に 18/6 期の業績予想を見直し、 売上高は24,630百万円→25,450百万円(前期比8.0%増)に、営業利益 は 1,275 百万円→1,364 百万円(同 12.7%増)に増額した。

◆ 車輌整備や保険販売の拡大による中期的な収益性の改善を予想
・同社はストック型の収益である車輌整備や保険販売の拡大を目指してい るが、こうした収益は売上総利益率が高い。当センターは、同社のストッ ク型収益の売上高構成比が 19/6 期から高まると見込み、同社の収益性 が中期的に改善を続けると予想している。
・当センターは、外国車メーカーのEV/PHV戦略から影響を受ける可能性 に、長期的な観点から注意が必要と考えている。

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資本市場のエンジンである新興市場の企業情報の拡充を目的に、アナリスト・カバーが少なく、適正に評価されていない上場企業に対して、中立的な視点での調査・分析を通じ、作成されたレポートです。

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