テラスカイ<3915> 18年2月期は費用増の中での増益基調への回帰を目指す

2017/07/06

salesforce.comの成長に併走する有力クラウドインテグレーター
18年2月期は費用増の中での増益基調への回帰を目指す

業種:情報・通信業
アナリスト:藤野敬太

◆ 会社概要
・テラスカイ(以下、同社)は、クラウドコンピューティングの分野で世界有数のsalesforce.comが提供するクラウドシステム「salesforce」の構築・導入支援を行うクラウドインテグレーターで、salesforceの認定資格を有するエンジニアを国内で最も多く抱えていることが競争力の源泉となっている。

◆ 17年2月期決算
・17/2期決算は、売上高3,534百万円(前期比42.5%増)、営業利益202百万円(同22.2%減)となり、期初の会社計画(売上高3,603百万円、営業利益267百万円)を下回った。
・salesforceのクラウドインテグレーション(以下、CI)に対する需要は旺盛だが、外注費の増加、エンジニアの前倒し採用等が利益を圧迫した。

◆ 18年2月期業績予想
・18/2期業績について、同社は売上高5,044百万円(前期比42.7%増)、営業利益215百万円(同6.4%増)と予想している。
・証券リサーチセンターでは、18/2期の業績予想を、売上高5,142百万円(同45.5%増)、営業利益219百万円(同8.7%増)と、売上高を上方修正、利益を下方修正し、会社計画に近い水準に修正した。旺盛な需要の継続を反映させた一方、エンジニアにかける費用や新製品開発の費用の増加を織り込んだ。

◆ 今後の注目点
・19/2期以降は、CIへの旺盛な需要とエンジニアの採用が進むことを前提とした増収の持続と、外注費の抑制等による売上総利益率改善により、売上高営業利益率は7%台まで改善するものと予想する。
・現状はエンジニアの採用が成長に必須であり、採用がきちんと進むかどうか、また、エンジニアの人数に左右されにくい製品事業の構成比が上昇していくかどうかに注目する。

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一般社団法人 証券リサーチセンター
ホリスティック企業レポート   一般社団法人 証券リサーチセンター
資本市場のエンジンである新興市場の企業情報の拡充を目的に、アナリスト・カバーが少なく、適正に評価されていない上場企業に対して、中立的な視点での調査・分析を通じ、作成されたレポートです。

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