エムケイシステム<3910> 連結決算開始となったが、ASP サービスが中核である構造は変わらず

2017/02/27

社会保険労務士事務所向けの業務支援システムをASP 形態で提供する企業
連結決算開始となったが、ASP サービスが中核である構造は変わらず

業種:情報・通信業
アナリスト:藤野敬太

◆会社概要
・エムケイシステム(以下、同社)は、社会保険労務士(以下、社労士)事務所等を主な顧客として、社会保険や労働保険、雇用保険における申請手続き業務を支援するシステムを、月額課金のクラウドサービスとして提供する企業である。

◆17年3月期上期決算
・17/3期第2四半期累計期間(以下、上期)決算(単体)は、売上高539百万円(前年同期比27.0%増)、営業利益158百万円(同18.4%増)となった。社労夢ハウスの新規導入や一般法人向けサービスの伸び悩みにより、売上高は会社計画に対し若干の未達となったが、営業利益は会社計画を上回った。

◆17年3月期業績予想
・17/3期の単体業績について、同社は売上高1,149百万円(前期比16.3%増)、営業利益356百万円(同11.7%増)と予想し、期初計画を据え置いた。また、16年10月の企業買収により連結決算に移行し、同社は17/3期の連結業績を売上高1,569百万円、営業利益378百万円と予想している。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)では、17/3期連結の業績予想を新たに策定し、売上高1,544百万円、営業利益365百万円とした。会社計画を若干下回るのは、17/3期上期での売上高の未達分を織り込んだためである。

◆今後の注目点
・当センターでは、18/3期以降は、ASPサービスでの多数の解約がないことを前提に、従来事業の社労夢事業で年率16~17%の増収が続くとした。その上で新たなCuBe事業が上乗せされ、19/3期には連結営業利益率が22%台で推移するものと予想した。
・中期的には、社労夢事業の一般法人向けサービスが第二の柱に育つか、また、CuBe事業がどのように成長するかに注目する。

 

 

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資本市場のエンジンである新興市場の企業情報の拡充を目的に、アナリスト・カバーが少なく、適正に評価されていない上場企業に対して、中立的な視点での調査・分析を通じ、作成されたレポートです。

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