テラスカイ<3915> 17 年 2 月期上期は好調な需要に対応できずに営業減益

2016/12/28

salesforce.com の成長に併走する有力クラウドインテグレーター
17 年 2 月期上期は好調な需要に対応できずに営業減益

業種:情報・通信業
アナリスト:藤野敬太

◆ 会社概要
・テラスカイ(以下、同社)は、クラウドコンピューティングの分野で世界有数 の salesforce.com が提供するクラウドシステム「salesforce」の構築・導入 支援を行うクラウドインテグレーターで、salesforce の認定資格を有するエ ンジニアを国内で最も多く抱えていることが競争力の源泉となっている。

◆ 17 年 2 月期第 2 四半期累計期間決算
・17/2 期第 2 四半期累計期間(以下、上期)決算は、売上高 1,506 百万円 (前年同期比 38.1%増)、営業利益 32 百万円(同 53.3%減)となり、期初 の会社計画(売上高 1,627 百万円、営業利益 115 百万円)を下回った。
・salesforce を用いたクラウドインテグレーションに対する需要は好調が続 いたが、一部で低採算となった案件が発生したことや、外注費の増加、 エンジニアを前倒しで採用したこと等が利益を圧迫した。

◆ 17 年 2 月期業績予想
・17/2 期業績について、同社は売上高 3,603 百万円(前期比 45.3%増)、 営業利益 267 百万円(同 2.9%増)としており、期初計画が据え置かれ た。
・証券リサーチセンターでは、17/2 期の業績予想を、売上高 3,533 百万円 (前回 3,646 百万円)、営業利益 238 百万円(同 294 百万円)へ引き下げ た。17/2 期上期業績を受け、クラウドインテグレーションの売上総利益率 の低下や採用のための費用増を織り込んだ。

◆ 今後の注目点
・18/2 期以降は、クラウドインテグレーションでの旺盛な需要を背景とした 増収が続くことと、外注費増の抑制等により売上総利益率が改善していく ものとして、営業利益率は 10%近辺まで改善していくものと予想する。
・16年7月に投入されたmitocoは製品事業での目玉となる新製品であり、 その拡販の状況に注目する。

 

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一般社団法人 証券リサーチセンター
ホリスティック企業レポート   一般社団法人 証券リサーチセンター
資本市場のエンジンである新興市場の企業情報の拡充を目的に、アナリスト・カバーが少なく、適正に評価されていない上場企業に対して、中立的な視点での調査・分析を通じ、作成されたレポートです。

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