JESCOホールディングス<1434> 国内事業の回復とコストの削減により、17 年 8 月期以降の業績は回復へ

2016/12/16

創業 46 年の独立系の電気設備・電気通信工事会社
国内事業の回復とコストの削減により、17 年 8 月期以降の業績は回復へ

 

業種: 建設業
アナリスト:大間知 淳

◆ 創業 46 年を誇る独立系の電気設備・電気通信工事会社
・JESCOホールディングス(以下、同社)は、創業 46 年を誇る独立系の電 気設備・電気通信工事会社である。
・設計(Engineering)から、調達(Procurement)、建設(Construction)までを 顧客に提供するEPC事業を国内とベトナムなどのアジアで展開するほか、 LED ビジョンを利用した広告サービスや、機器のレンタル、販売(総合メ ディア事業)も手掛けている。

◆ 16 年 8 月期決算は 4.8%増収、21.5%経常減益
・16/8 期決算は、4.8%増収、24.0%営業減益、21.5%経常減益であった。 ベトナムでの ODA インフラ工事の拡大などにより売上高は増加したもの の、総合メディア事業の採算悪化や一時的な費用の計上などにより、経 常減益を余儀なくされた。

◆ 17 年 8 月期の会社計画は 12.9%増収、64.5%経常増益
・17/8 期について同社は、12.9%増収、82.9%営業増益、64.5%経常増益 を計画している。国内 EPC 事業の増収率が高まることや、減価償却費や 16/8 期に発生した一時的な費用が減少することを前提に、大幅な経常 増益を見込んでいる。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)は、アセアン EPC 事業の売上 高が一時的に伸び悩む見通しとなったことなどを受けて17/8期の業績予 想を見直し、売上高は9,551百万円→9,210百万円(前期比9.4%増)に、 営業利益は 519 百万円→468 百万円(同 71.2%増)に減額した。

◆ アセアン各国の大型インフラ投資の動向に注意したい
・当センターでは、アセアン EPC 事業をけん引役とした同社の成長シナリ オに変化はないと見ているものの、アセアン各国の大型インフラ投資が 想定ほど拡大しない可能性にも注意が必要と考えている。

 

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資本市場のエンジンである新興市場の企業情報の拡充を目的に、アナリスト・カバーが少なく、適正に評価されていない上場企業に対して、中立的な視点での調査・分析を通じ、作成されたレポートです。

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