じげん<3679> 16/3 期は会社予想を上回る増収増益決算。中期的にも高成長が継続する見通し

2016/06/29

求人や不動産など複数の情報メディアを一括検索できる統合型サイトを運営
16/3 期は会社予想を上回る増収増益決算。中期的にも高成長が継続する見通し

業種:サービス業
アナリスト:柴田 郁夫

◆生活に関わる複数の情報メディアの統合型サイトを運営
・じげん(以下、同社)は、求人や住まい、自動車、旅行など、生活に関わる複数の情報メディアの一括検索及び一括応募等が可能な統合型サイトを軸とするライフメディアプラットフォーム事業を主力としている。
・世の中に分散された情報とユーザーをつなぐことにより、顧客である情報メディアに対しては効率的な集客方法を提供する一方、ユーザーからは利便性が高く支持されたことで高い成長性を実現してきた。

◆16年3月期決算は会社予想を上回る増収増益
・16/3期は、売上高5,031百万円(前期比61.5%増)、営業利益1,609百万円(同32.9%増)と会社予想を上回る増収増益となった。
・15/3期に買収した3社が期初から寄与したことに加えて、買収後の業績向上やKPI(業績指標)の改善により各領域がそれぞれ伸長した。ただ、広告宣伝手法の多様化(テレビCM)等に伴い利益率は低下した。

◆17年3月期も引き続き増収増益を見込む
・17/3期の業績について同社は、売上高6,600百円(前期比31.2%増)、営業利益2,050百万円(同27.4%増)と増収増益を見込んでいる。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)でも、16/3期のような買収効果は見込めないものの、引き続き、買収後の子会社業績の伸びが期待できることや、既存事業におけるKPIが順調に改善していることから同社業績予想の達成は可能であると判断している。

◆中期業績予想
・同社は中期経営計画を公表した。サプライチェーンの垂直統合、ビジネスモデルの多様化、新規事業の展開などにより、21/3期に売上高150億円、営業利益50億円を目指す内容となっている。
・当センターでは、16/3期実績など勘案して中期業績予想を修正した。売上高は16/3期実績を基準に全体的な水準を引き上げたものの、年間増収額(15億円)の想定に変更はない。一方、営業利益率については、広告宣伝手法の多様化等による影響を追加的に織り込んだことから30%水準で推移する想定に引き下げた(前回予想では35%水準)。19/3期の売上高960億円、営業利益29億円を見込んでいる。

 

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資本市場のエンジンである新興市場の企業情報の拡充を目的に、アナリスト・カバーが少なく、適正に評価されていない上場企業に対して、中立的な視点での調査・分析を通じ、作成されたレポートです。

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