フュートレック<2468> 新規事業の機械翻訳事業と音声翻訳事業の速やかな立ち上げに注力

2016/06/10

音声認識技術を基盤にしたライセンスビジネスを展開
新規事業の機械翻訳事業と音声翻訳事業の速やかな立ち上げに注力

業種:サービス業
アナリスト:馬目 俊一郎

◆ 音声認識事業分野が成長を牽引
・フュートレック(以下、同社)は、スマートフォンやカーナビなどで採用が 進む音声認識技術をコアにライセンスビジネスを展開している。人手によ る翻訳ノウハウを活用した機械翻訳技術や、音声認識と機械翻訳を融合 させた音声翻訳技術にも強みを有する。
・17/3 期は他社とのアライアンスの下、新規事業の機械翻訳事業と音声翻 訳事業の速やかな立ち上げに注力する方針である。

◆ 16 年 3 月期はロイヤリティの一括計上で営業黒字転換
・16/3 期決算は売上高が前期比 61.9%増の 3,866 百万円、営業利益は 468 百万円(前期は営業損失 192 百万円)であった。売上面では 15/3 期 下期に買収した翻訳事業の通年寄与に、ライセンス事業で一部音声認 識ライセンスの許諾条件変更に伴うロイヤリティの一括計上が上乗せさ れ、利益面ではロイヤリティの一括計上が寄与し黒字転換した。

◆ 17 年 3 月期はインバウンド向け機械翻訳と音声翻訳に注力
・17/3 期の会社計画は売上高が前期比 4.3%減の 3,700 百万円、営業利 益は同 74.4%減の 120 百万円を見込んでいる。翻訳事業のリソースを活 用した機械翻訳事業のほか、音声翻訳事業などの新規サービスを投入 するものの、16/3 期に一括計上したロイヤリティの揺り戻しで減収減益の 見通しである。

◆ 証券リサーチセンターは従来の業績予想を継続
・証券リサーチセンターは、会社計画が想定内であることから従来予想を 継続し、17/3 期は売上高が前期比 4.3%減の 3,700 百万円、営業利益は 同 73.3%減の 125 百万円を見込む。

 

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資本市場のエンジンである新興市場の企業情報の拡充を目的に、アナリスト・カバーが少なく、適正に評価されていない上場企業に対して、中立的な視点での調査・分析を通じ、作成されたレポートです。

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